素晴らしき冒険
重い画像だらけなので
ナローバンドの方にはきついかも…。
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2003/12/27(土) ある日の会話7(シナリオではありません)
それはある冒険の話だった…。

ヒキン「よくあるゴブリン退治だもんな、
    楽勝だぜ。」


マサ 「あはは…油断は禁物ですよ。」

スゥイ「だよねー。」

トゥモ「あなたたち!
    もう少し緊張感を持ちなさい!
    いい? 敵はどこにいるか分からないんだから!!」


ユタ 「統括、相変らずお堅いですよ。
    敵といえどゴブリン。
    確かに油断は危険ですが、
    今の私達ならばたとえ束になっても
    奴らじゃ敵わないですよ。」


トゥモ「もう、フォシラくんまで…。
    それが油断って言うの!
    しっかりなさい!!」


何だかんだ言いながらも
一行はゴブリンの集団がいる、
一番奥の部屋にと到着した・・・。

ユタ 「相手にならん、
    俺の魔法で一網打尽にしてやる!」


ヒキン「あぁっ!?
    ふざけんな、
    てめえがかっこいい役やるんじゃねえ!」


ユタ 「バカか?
    別にそういうわけじゃなくて
    魔法が一番効率的だからだよ!!」


マサ 「・・・分かりました。
    間を取って私の剣技と言うのはいかがでしょう?」


ヒキン「なにが"間"だ!
    かっこいい役はオレ!
    オレ以外に誰がやるんだ!!」


ユタ 「だから、カッコのよさじゃねえってば。
    効率だ、効率!!」


スゥイ「・・・俺は見てるだけで
    金がもらえるなら何でもいいんだね。
    よし、みんながんばれ〜!!」


トゥモ「いい加減にしなさいってば!!」

・・・と、その時だった。
トゥモの背後にはホブゴブリンが!

ユタ 「統括!
    危ない!!」


トゥモ「えっ・・・!」

トゥモは後ろを振り向く。
しかしホブゴブリンの爪は確実にトゥモを捉え、
無常にもその爪は振り下ろされた!

トゥモ「きゃぁっ!」

全員がトゥモの安否を気遣い駆け寄る。

トゥモ「・・・ふぅ、大丈夫。
    良かった、なんとか怪我なく避けたみたい。」


全員 「・・・・・・。」

トゥモ「どしたの、皆・・・。」

4人の目はトゥモのある箇所を確実に見ていた…。

ヒキン「予想はしていたが・・・。
    す、すげー・・・。」


スゥイ「この大きさははじめて見たね・・・。」

マサ 「・・・うわ、来る!
    血が…血が逆流する!!」


トゥモ「は・・・い?」

ユタ 「あの、とうかつ・・・。
    あの・・・とうかつの・・・ですね、
    おおきいふたつのおやまがまるみえです。」


トゥモ「・・・き。

    きゃああああああああああああああっ!!!


そう、彼女に怪我はなかった。
しかし、避けた際に見事に服が裂けてしまったのだ…。

その後は何があったか男達4人は覚えていない。
ただ、ただ・・・彼らが覚えていたのは
ゴブリンの残骸と自分達が死に掛けたこと・・・。

そして本当の敵というのは
どこにいるのか分からないと言う事…。

トゥモ「…私、もう…町歩けない。」

                    ある日の会話7:END


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