|
2004/09/23(木)
一人の休日
|
|
|
今日は旦那が出張でいなかったので、1日小木さん鑑賞会をやりました。本当は福岡にでも出かけようかと思ったけど、入院してるおじいちゃんが、あまり長くないと聞いてなんだかショックで 何事にもやる気が起きません。 ベットに寝たきりで朦朧としていて、もう食べることも水を飲む事も出来なくなっています。 もう、90近くになるの大往生だと言う人もいます。 でも私は 悲しいです。 おじいちゃんの記憶がいっぱいよみがえってきます。 やっぱり大好きな人がいなくなるのは、嫌です。 人はいつか誰でも死にます。それは解っているつもりです。 じいちゃんの人生はいい人生だったにかな。。じいちゃんは被爆者です。仕事は洋服のテーラーでした。子供は3人です。孫は7人、ひ孫は、2人。長女の家で暮らしていました。じいちゃんは ベットの上でもうあまり口も聞けないのに必死に家の母に「ばあちゃんを頼む」といったそうです。始めは何を言っていたか解らなかった母ですが「ばあちゃんをたのむっていってるとね。」と 聞くとじいちゃんはニッコリ笑ったそうです。 こんなばあちゃん思いのじいちゃんを私は尊敬します。 病院の先生は後2〜3日だろうと言ったそうです。 だから本当は病院に行かなきゃいけないのですが、私にはやせ細ってゼイゼイといき絶え絶えの じいちゃんの姿を見てられません。。きっと泣いてしまうから 行けません。 病院も嫌いです。昔大好きだった人が死にました。癌でした。病院でやつれていく姿を見るのは耐えられません。 あの病院の匂いは私の悲しい記憶とともに染み付いて 忘れることができません。
|
|
|