|
2004/12/23(木)
夜回り先生
|
|
|
”「こんなこともできないのか」
「なにやってるんだ」
「そんなことでどうする」
家や学校では、そんな心ない言葉が満あふれている。
そんなに子どもはダメなんだろうか。私はそうは思わない。
大人の厳しい言葉が、
いま心優しい子どもたちをどんどん闇に追いこんでいる。
せめてひと言だけでいい。
身近にいる子どもに、
愛のある優しい言葉をかけてあげてほしい。
そしてほめてあげてほしい。”
(「夜回り先生と夜眠れない子どもたち」より)
いつだったかな、3ヶ月ほど前? 夜中に何気なくTVのチャンネルを変えていたら N●Kで、ジャーナリストの江川さんが写っていて、誰かにインタビューしていました。 なんの番組だろう?と思いつつそのまま観ていました。 その相手は”夜回り先生”と呼ばれる水谷修先生という人でした。 その優しい語り口に引き込まれる様にそのまま観ていました。
私は、すでに子供ではないし、子育てもしていないので、直接関係ないかもしれませんが 先生のお話や、講演会の模様を見ていて その言葉の中に、自分にも当てはまる部分も多少あって なんだか、泣いてしまいました(よく泣くやつなのでいつもの事です。ご心配なく(^_^;))
思ったことは 偽善でも、同情でもなく、本当に子供達(若者全般)の事をわかってらっしゃる。わかろうとしておられる。 こんな先生がいたんだぁ。 こんな先生が、こんな大人達が、沢山いたらいいのになあ。 幸い、私は、小さいながらも幸福に育ち、周囲の大人達にも恵まれ、嫌な人は思い浮かびませんが。
そして、ある日 友達が「古本屋つきあって〜」と言うので、一緒に行きました。 そしたら何気なく見た本棚に面出しに陳列されていたのが 上の写真の「夜回り先生と夜眠れない子供達」です。 先日の放映が心に残っていたので、即、買いました。「本が出ていたんだ〜」って。 内容は先日の放映と同じ感じで、改めて、いろいろな事を感じました……。 「悩んだら電話しなさい、水谷はどこにでも行くよ」 この言葉だけでも救われる思いをする子供達がいるでしょう。
日々、講演会で全国を飛びまわる先生。 全国からのメールや電話に一つ一つ対応し、ぐっすり眠れない先生。 どうか、ご自分のお身体を大切に。 そう願わずにはいられません。
先生の他の本も買おうと思います。
|
|
|
|