とおの絵日記
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2007/06/27(水) ハゼラン
毎日毎日僕らは鉄板の〜♪ 上で焼かれてやんなっちゃうよ〜♪

オ〜ィ かあさ〜〜ん 誰か唸ってるよ〜 ぬかみその蓋しまってる?

ハハハ 残念でした (*^∇^*) 我が家には糠床がありません

なぁ〜んだ やっぱりとおさんだったのか 何をそんなに浮かれてるの?

浮かれてるんじゃなくて 雨が降らないから 心配してるんだよ

ヘェ〜〜 いま歌ってたのは 雨乞いの歌なの? 知らなかったなぁ

ホラホラ またそんな厭味を言うんじゃないよ ただ歌ってただけ

冗談は別にして 梅雨の時期なのに ホント雨が降ってくれませんね

そうだよ 香川なんかでは 相当水不足が深刻になってるみたいだ

そう言えば今日のTVで フェリーが 四国へ水を運んでるって

あぁ その報道は観たよ 保育園で子供たちがプールに入ってた


わたしは とおさんちの空中庭園(吊り鉢)で咲いたハゼランです


学名は “Talinum crassifolium” スベリヒユ科の ハゼラン属 原産地は 熱帯アメリカ

2007/06/17(日) ブルーサルビア
今日は日曜日 スケジュール管理者がくれた 休日になっていたのに
私が隣県まで出かけることにしたのは もう一つの理由がありました
そこの事業所で 一年間働いた若い婦人が 明日帰国するのです
彼女と若い人たちを誘って 昼食を食べにレストランへ行きました
色々なお喋りの中で 彼女が私に
「休暇をとりますか」と 急に質問
休暇・・・・休暇・・・・久しく忘れていた 懐かしい響きの言葉でした
午前中は 爽やかに晴れていましたが 夕方から曇ってきました


  ホラホラ とおさん 早くわたしを紹介してよ

はぁ〜ぃ分かりました お前さんは 先月買ってきたブルーサルビア
わたしの名前のサルビアは ラテン語で 治療とか健康の意味なの?
ウン そうだよ お前さんの仲間は 色々な治療に使われるらしい

じゃぁ次の “farinancea”って言うのは どんな意味なの?
それは「粉の」だよ お前さんの花茎が 白く粉をふいたようだから


学名は “Salvia farinacea” シソ科の サルビア属 原産地は 北米の南部

2007/06/10(日) ゴデチャ 薄桃色
今日も朝から曇っていましたが 昼近くから 待望の雷雨になりました

わたしたちは やっと とおさんに買ってもらった ゴデチャです
大きな声でせがまれたんで お前さんたちを 買ってしまいましたよ

ヤッパリ 聖書に書いてあることって 本当なんだね (*^∇^*)

ヘッ? そんなことが 聖書に書かれていたっけ?????

やだなぁ とおさんは 毎日聖書を読んでるのに そんなこと言って
ルカの福音書11章5〜10節の箇所を もう一度よく読んでみてよ

あぁ あそこですか 分かりましたよ 「叩けよさらば開かれん」ね
しかし お前さんたちの花は 随分と窮屈そうに咲いてますねぇ・・・


学名は “Clarkia amoena”(=Godetia amoena)  アカネ科の クラーキア(ゴデチャ)属
サイトによって ゴデチャ属と表記しているものと クラーキア属と表記するものがあります
原産地は 北米 耐寒性一年草

2007/06/09(土) ゴデチャ
とおさ〜〜ん ホラホラ わたしたちの花を 買ってくれないかなぁ
おやまぁ! お前さんたちは まるで作り物みたいに咲いてますね

わたしたちは ゴデチャとか色待宵(イロマツヨイ)って呼ばれてる

フ〜〜ン 初めて見ましたよ 名前を聞いたのも 初めての気がする

名前からも分かるように 待宵草と同じ アカバナ科なんだけど

なるほどねぇ〜 よく見ると 確かにお前さんの蘂は 待宵草なんだ

ところで 月見草って呼ぶ人もあるけど 待宵草と違う種類なの?

いやぁ〜 余り詳しくないんだけど 同じものの 別名だと思うよ

そっかぁ じゃぁ 「待宵草」と「宵待草」は どう違うの?

あぁ それも同じだよ 竹久夢二さんが作詞した歌で 「宵待草」
<待てど暮らせど 来ぬ人を〜♪> と言う歌が ヒットしたから
「待宵草」を 宵待草」って言う人が 多くなったんだと思うよ

フ〜〜ン 面白いね アッ! とおさん 写真だけ撮って行っちゃった

学名は “Clarkia amoena”(=Godetia amoena)  アカネ科の クラーキア(ゴデチャ)属
サイトによって ゴデチャ属と表記しているものと クラーキア属と表記するものがあります
原産地は 北米 耐寒性一年草

2007/06/06(水) ケイトウ
わたしたちは とおさんに買ってもらった 鶏頭=ケイトウです
昔のケイトウと言えば いかにも鶏のトサカのような花でしたが・・・

そうだね あれはトサカケイトウで わたしたちは ヤリケイトウです

なるほど 他にも フサケイトウや ハゲイトウもありますねぇ

ハゲイトウは 同じヒユ科だけど ヒユ属だから別の種類なんだよ


学名は “Celosia argentea var. cristata” ヒユ科の ケイトウ属 原産地は熱帯アジア

2007/06/04(月) ガーベラ
わたしは 先々週くらいに とおさんに買ってもらったガーベラです
お前さんたちは 昔に較べると 随分艶やかに 大輪になりましたね

そうだね とおさんの子供の頃は 花も小さくて赤だけだったかな?

あの頃の小さい花のほうが好きなんだけど この頃見かけないなぁ

ない物ネダリをしちゃダメだよ また わたしたちの産地へ来てよ

そう言えば 碁会の旅行で白子へ行くと いつも帰りに寄ってたなぁ

とおさんたちは この頃 碁会の旅行でどっちのほうへ行ってるの?

どっちへも行ってないんだよ なかなか旅行計画がまとまらなくてね

フ〜ン そうなんだ このごろお友達の所の碁会も 余り行かないの

残念だけど なかなか夜の時間もとれなくてねぇ ご無沙汰してます


学名は “Gerbera hybrida” キク科の センボンヤリ属 原産地は南アフリカ

2007/06/03(日) 深山苧環
わたしは とおさんちの 深山苧環=ミヤマオダマキの花です
しずやしず 賎のおだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな
アレレッ? とおさん どこか具合でも悪いの なんか唸ってるけど
なんとまぁ品のないことを これは有名な静御前の 舞の歌ですよ

静御前・・・・・あの義経さんの恋人になった 白拍子の静御前?
そうです 義経が兄の頼朝に追われている時 静は鎌倉に呼ばれて
舞いをした時に詠んだ歌だと 「義経記」に 伝えられています

フ〜〜ン じゃぁ静御前は わたしの花みたいに 綺麗だったんだね
白拍子は 宮中なんかでも舞いを披露したらしいから そう思うよ

ところでその歌って どんな意味なの? 何だかよく分かんないけど
実は その前に 別の歌も詠っているのですよ その歌と言うのは
≪吉野山 峰の白雪 踏み分けて 入りにし人の あとぞ 恋しき≫

この歌は 一緒に逃避行をした義経と 吉野山中ではぐれたけれども
その人(義経)が 恋しいと 頼朝の前で 堂々とのろけてから
静(自分)は 身分の賎しい者ではあるけど 愛しい人(義経)と
またもう一度 昔にかえって 幸せに暮らせたらいいのになぁ

そんな気持ちを詠ったと とおなりの解釈していますけどね


なるほど それは分かったけど そこでどうしてわたしが出てくるの?

あ〜オダマキか これはお前さんの名前の元になった 糸巻きですよ
クルクルと 糸を巻いたものだから 繰り返しの枕詞で使われてる

なぁ〜んだ そうだったのか わたしの花のことじゃなかったんだ


学名は “Aquilegia flabellata var. pumila” キンポウゲ科の オダマキ属

蛇足:「新古今集」には藤原家衡の歌で
≪吉野山 花やさかりに 匂ふらむ 古里たえぬ 峯の白雪≫があります
「古今集」には読み人知らずの歌で
≪いにしへの しずのおだまき 賎しきも 良きも 栄えは ありしものなり≫があります
静御前は これらの歌をもじって詠っていたと思われますが なかなかの才女です
しかもこれは 栄枯盛衰を詠んだものですから 頼朝のおごりを皮肉ったものとも言えます
義経の働きで 平家を滅ぼした頼朝でしたが 彼の没後 幕府の実権は北条氏に移り
やがて 足利尊氏によって滅ぼされ 140年余りの栄枯盛衰を 歴史に刻んでいます

2007/06/02(土) ドクダミ
わたしは とおさんちの花壇で咲いている ドクダミの花です
お前さんたちは 感心するほど元気過ぎて 困りましたねぇ

抜いても抜いても 生えてくるから? でも 花は可愛いでしょう?
そりゃ お前さんの花は可愛いんだけど 葉ッパの独特な匂いがねぇ

そんなに嫌わないでヨ わたしは什薬(ジュウヤク)って呼ばれてて
いろんな薬効のある 特に 便秘なんかに効く 漢方薬なんだから
ためしに わたしの葉を陰干しにしてから 煎じて飲んでみてよ
イヤァ〜 せっかくだけど 遠慮するよ 考えただけでゾクゾクする

まったくとおさんは 何でも食わず嫌いなんだから 付き合い難いヨ

学名は “Houttuynia cordata” ドクダミ科の ドクダミ属

2007/06/01(金) 酸漿=ホウズキ
わたしは 去年とおさんに買ってもらった 鉢植えのホウズキです
お前さんの花は 白くて小さくて まるで唐辛子の花みたいですね

ウン 似てるかも知れないね わたしたちは 同じナス科の花だから

ところで お前さんの汁は オレンジ色の虫が大好きなようですね

あぁ あの虫は ヘリカメムシ科の ホウズキカメムシって言うんだよ

なぁるほど 亀虫(別名ホオ)が好きな植物なので ホオズキですか

わたしたち あいつには あんまり 好かれたくないんだけどなぁ

ハイハイ 分かりましたよ 適当に追い払ってあげましょう


学名は “Physalis alkekengi var. franchetii” ナス科の ホオズキ属


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