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2005/08/21(日)
露草
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普通の露草 (ツユクサ)
7月下旬 茨城県北部の 八溝山系の近くで見かけた 露草です どこでも見かけられる 変わり映えのしない 野草の一つですが この花の学名には 面白い逸話が残されています 17世紀のオランダに 「コメリン」という名の植物学者が 3人いました 兄弟とか 親子とか 叔父甥とか 続き柄はハッキリしないのですが そのうちの二人は 植物学者として 名声を博した業績があるようです しかし もう1人のコメリンは 余り有名にならなかったようです 後に この露草の学名をつけた「リンネ」は 花の形を見て 二枚の花弁は はっきり見えるのに 3枚目の花弁は小さく目立たない それを 名を成さなかった コメリンのようだと 学名にしたそうです ちなみに 後半の単語は ズバリ「普通の」という意味になっています
学名は “Commelina communis”
ツユクサ科の ツユクサ属
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