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2005/05/02(月)
都忘れ
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都忘れ ＝ ミヤコワスレ
わたしは とおさんちのプランターで咲き出した 都忘れです
名前の由来は 承久の乱に破れて 佐渡に流された順徳上皇
上皇は 庭に咲く野菊（わたしの原種）の 花の美しさに感動して
「今日より この花によって 都を追われた寂しさを 忘れられる」
というような意味のことを言ったとの伝説が 残されています
それほどに わたしは 可憐で 魅惑的だということですねぇ
「ところで とおさん 承久の乱って 何のことか 知ってる？」
「ホイ来た １２２１（承久３）年 後鳥羽上皇が 鎌倉幕府から
政権を奪回しようとして 西国の武士や 僧兵に呼びかけて
戦いをしかけたのが 承久の乱ですよ」
「ヘェ～ 随分と詳しいね 鎌倉幕府って 今某ＴＶでやってる
あの≪義経≫の 兄さんの頼朝が開いた幕府のこと？」
「そうそう 源氏の嫡流は絶えたんだけど 頼朝の奥さんだった
≪政子≫の実家の北条家が 執権という実力者だった時代」
「じゃぁ 承久の乱も ≪義経≫のＴＶでやるのかなぁ？」
「良くは分からないけど それより少し後の時代だから・・・」
「そっか それじゃ わたしのことも出てこないね」（＾＾；）
学名は “Gymnaster savatiererii”
キク科の ミヤマヨメナ属 別名に 野春菊（ノシュンギク）や 東菊（アズマギク）
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