とおの絵日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年5月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2022/11/08 よきサマリヤ人
2020/04/23 今日のニュース
2019/11/01 ウ〜〜ン
2018/01/01 新年
2017/12/12 佐倉城址公園の紅葉 J

直接移動: 202211 月  20204 月  201911 月  20181 月  201712 9 5 2 1 月  201612 11 10 9 8 5 4 3 2 月  201511 10 9 8 7 6 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 月  20124 2 月  20119 7 6 月  20106 月  20099 8 5 3 月  200812 11 10 6 4 月  200710 7 6 5 4 3 2 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 8 月 

2005/05/27(金) イソトマ
  イソトマ = ロウレンチア

わたしは とおさんちの プランターで咲いた イソトマです
二年目からは 花付きが悪くなるって 言われています
そう言えば わたしの花も あんまりたくさん咲かないみたい
わたしは とおさんの 施肥が足りないからだと 思ているのですが
とおさんは 「違う 違う!」 と ムキになって反論します
株も あまり大きくなりませんし 本当のところ どうなんでしょう?
それから とおさんは まだ「イトソマ」で 検索しています


学名は “Laurentia axillaris”(Isotoma axillaris)

キキョウ科の イソトマ属

2005/05/26(木) 独逸菖蒲 4
独逸菖蒲=ジャーマンアイリス

「ねぇ とおさん わたしの花色 なんていうか知ってる?」
「淡いベージュ色 とか 薄いオレンジ色とか と 言いますねぇ」

「なぁんだ 引っかかってくれないと 詰まんないよぉ」
「そうは問屋が卸さないね 肌色って言わせたいんだろうけど」

「じゃぁ どうして肌色って言っちゃ ダメなのか 知ってる?」
「ハイ 知っていますよ 肌の色は 人種によって様々だから」

「言葉遣いって 難しいんだね でも言葉より 心が大事なんだね」
「そう その通りですよ 真心を込めて 美しい言葉を使いましょう」




2005/05/25(水) 瓔珞筒アナナス
  瓔珞筒アナナス = ヨウラクツツアナナス

わたしは とおさんちの ビルベルギア・ヌタンス
和名のアナナスは パイナップルの仲間 という意味だそうです
鉢植えになっていて 冬でも 藪の木陰で生き延びる 耐寒性です
それに いつの間にか株別れして 勝手に増えますので
何も世話をしない とおさんには 気に入られているようです

名前の 「瓔珞」は 珠玉や貴金属に 糸を通して作った装身具で
インドでは 上流階級の人々が 使用した飾りものだそうです
仏教では 仏像や 寺院内部での 装飾として用いられるとのこと
わたしの花は それほどに美しいということなのでしょうね
実は ベゴニアにも 「瓔珞草」の 別名があります
ちなみに 英語の名前は “Queen's tears” 「女王様の涙」


学名は “Billbergia nutans”

パイナップル科の ビルベルギア属 原産地は南米だそうです

2005/05/24(火) 昼咲き月見草
昼咲き月見草 = ヒルザキツキミソウ

わたしは とおさんちで咲いている 昼咲き月見草です
とおさんは 道路沿いなんかで見かけた わたしにご執心で
お友達のところから 株を分けてもらって 植えてくれました
ホンワカしたわたしが 少しの風にも揺れる姿が 好きなんだそうです

「それに とても丈夫で 放っておいても よく増えてくれるのがネ」


月見草とか 待つ宵草の仲間は 日暮れに咲くのが普通ですが
わたしは 昼間から咲いていますので 「昼咲き」と 呼ばれます

学名は “Oenothera speciosa”

アカバナ科の マツイグサ属 原産地は中南米だそうです

2005/05/23(月) 独逸菖蒲 3
 独逸菖蒲=ジャーマンアイリス

私たちの花は みんなフリルの付いた ドレスのような漢字でしょ?

「コラァ〜ッ! <漢字> じゃなくて <感じ> だよ!
                   ちゃんと 漢字変換してよ」
「そんなに怒ると せっかくの美形が 台無しになるよ」

「アラァ 美形だなんて (^−^)とおさん お世辞が上手ね」
「ウン お世辞と分かってれば いいんだけど・・・・・・」

「もーっ! いい気分になりかけてたのに 一言多いんだからっ!」
「ハハハ ゴメン ゴメン チョットからかっただけ
        昔から お前さんは美形だと 心から思ってますよ」



2005/05/22(日) 独逸菖蒲 2
 独逸菖蒲=ジャーマンアイリス

「淡いラベンダー色の 花姿 惚れ惚れするよ」
 
            と 
        とおさんが 言ってくれました



2005/05/21(土) 丸葉車輪梅
丸葉車輪梅=マルバシャリンバイ

昨日 とおさんが 私の花を見つけて 驚いて言いました
「おやっ? お前さんは何者で どこからやって来たんじゃいな?」

「どこからって言われても 気が付いたら とおさんちの庭だった」
「あ〜そうそう 葉を見たら思い出した 何年か前から生えていたね」

「そうだよ 近くの街路樹の下の 植栽になってるって 言ってたよ」
「初めに お前さんを見たとき 小さな野茨の花かと思ったよ
  お前さんの種は きっと 椋ちゃんが 運んで来たんだね」


私は とおさんちの庭で咲いた マルバシャリンバイの花です
花が野茨に似てるのは きっと私が バラ科の仲間だからなのでしょう

学名は “Rhaphiolepis umbellata”

バラ科の シャリンバイ属

2005/05/20(金) 芍薬
   芍 薬 = シャクヤク

≪立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花≫ と言われて
日本女性の美しさを 花姿で表現した言葉にも 使われています
ご多聞に漏れず とおさんも わたしの花が大好きなようです
「特に お前さんの花が ハラリと散る様が 好きなんだなぁ」


名前からも お分かりと思いますが わたしは薬用植物です
古くから 漢方薬では 鎮痛・鎮痙・鎮静剤に 配合されます  


学名は “Paeonia lactiflora”

ボタン科の ボタン属

2005/05/19(木) 独逸菖蒲 1
独逸菖蒲=ジャーマンアイリス

月曜日の午後 私たちの花のところに とおさんがやって来ました
お友達と 待ち合わせをしていたようなんですが 大遅刻です
「ゴメ〜〜ン ゴメ〜〜ン」 (^^;)

とおさんは  汗をかきながら 私たちの 写真を撮ってくれました

私たちの花色は 千差万別 何百種類もあります
花菖蒲と似ていますが 私たちは 乾燥したところが好きです


学名は “Iris germania”

アヤメ科の アイリス属
 

2005/05/18(水) 菖蒲? 文目?
 菖蒲 = ショウブでなくアヤメ

わたしは とおさんちの庭の片隅に咲いてきた アヤメです
とおさんも かあさんも 今年 わたしの花が咲いたことで
「一体 どこからやって来たのかなぁ?」
と 首を傾げています
結局 前に植えておいたもので 建て替えで更地になった後
種が落ちていたか 根が残っていたか それが復活したようだ
そういう結論になったようです 出自が明らかになってヨカッタァ
アヤメは 漢字変換すると 「菖蒲」という漢字が 出て来ますが
それよりも 「文目」の漢字を使うほうが ショウブと混同しません
それは 花弁の付け根のあたりが 黄色と青のアヤ模様だからです
端午の節句に お風呂に入れるのは 本物の菖蒲(ショウブ)で 
アヤメ科の植物ではなく サトイモ科で 花も全然違う形です

わたしの学名は イリス 英語読みの「アイリス」が 一般的です 
イリスは ギリシャ神話で 美しい虹の女神の名前なんです 
ゼウスの使者として 天空から地上にかかる 美しい虹を見たら
わたしの花の季節でなくても わたしのことを思い出してください
とおさんは クリスチャンですから 虹で何かを言いたいのかな?
「虹は ノアとその家族が 箱舟に乗って 大洪水から救われた時
 神様が人間を 二度と大洪水で滅ぼさない 約束のしるしとして
 ノアとその家族に 示されたと 聖書には記されています」



学名は “Iris sanguinea”

アヤメ科の アヤメ属

5月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.