とおの絵日記
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2004/02/29(日) 富貴菊 = フウキギク = サイネリア
私は この前 とおさんとかあさんが連れ立って花屋さんに来たとき 買って貰ったサイネリアです
「この季節は 青い花を飾ろう」  「そうね 青か紫がいいわ」
二人の会話を聞いた私たちは  紫系も青系も 濃いも薄いも競って 「ワタシ!」 「私!」 と叫びました
ところがその直後  とおさんの言葉を聞いた私たちの間では ちょっとしたパニックが起こりました
「家では サイネリアを何回買っても 1週間くらいしかもたないんだけど・・・・・」
花屋のオネエサン曰く  「普通のお宅は この時期は乾燥してるから 一旦 水切れするとダメですね」

私たちは 先ほどの元気は何処へやら シ〜〜〜ンと 静まり返ってしまいました

「これにしよう」 とおさんが そう言って手にしたのは 哀れな私です
あ〜っ  私は青でも 色が薄いから  隣の子の方が色が濃くて綺麗ですよ・・・・・無駄な抵抗でした
それから 10日以上になりますが 私はまだ生きています 

和名では フウキギク(富貴菊)とか フキザクラ(富貴桜) とも呼ばれています
英名は “cineraria” なので 昔はよく <シネラリア> と呼ばれていたのですが
<シネ>は <死ね>に繋がるので 語感が悪いと言うことで <サイネリア>になりました
キク科で サワギク属 (キオン属) 原産地はカナリー諸島のほうです
学名は “Senecio cruentus” 

2004/02/27(金) チューリップとスイトピー
ダルマサンガコロンダ  (^0^)  とおさんちのチューリップとスイトピーの芽です
私たちが 顔を出したのは もうだいぶ前なんですが 寒い日が多くて なかなか育ちません
暖かい日があると 私たちは 少しずつ背伸びをしますが 伸びすぎるのは まだチョット心配です
今日みたいに また寒くなる日があるからです そんな時は 首をすくめて ジッとしています
とおさんも 子供の頃 <ダルマサンガコロンダ> って遊んだことがあるでしょう?
ねぇねぇ とおさん  ところで <チューリップ> っていう名前は  キッスと関係あるの?
 「何を突然(ドギマギ)・・・ チューする リップ(唇)か・・・お前さんの発想は ちょっと方向違いだね」
 「お前さんの名前は 花の形から ペルシャ語の <ターバン> から来てるんだよ」

チューリップの花は白  品種名は <ホワイト・エレガンス> ユリ科 チューリップ属
学名は “Tulipa gesneriana” 原産地は 地中海沿岸東部から中央アジア

もう一つの質問 とおさん この写真の丸いフレーム どうやって付けたの?
「丸いフレーム? お前さんたちが植えてある 白い植木鉢を上から撮っただけだよ」

スイトピーの花色は 色とりどり マメ科 レンリソウ属
学名は “Lathyrus odoratus”  原産地は 地中海沿岸

2004/02/21(土) 瑠璃ムスカリ
やっと わたしたちの番が来ました〜  (^0^)  とおさんちのムスカリです
三年くらい前に 植えてもらうまで 一年以上も網に入ったまま
押入れの隅の 段ボール箱住まいで ホームレスの人たちの気持ちを 味合わされました
去年の春にも チョコット 咲いたんだけど そのときは見向きもしてくれなかった
先月から 小さな花芽をつけて とおさんがベランダに出てくるたびに 呼んでたんだけど・・・
とおさんの返事は いっつも  「お〜 そうかそうか そのうちにネ」  ばっかり

ニャハハハ〜 とおさん そんな虫眼鏡なんか出して 何を・・・・・ アレ〜ッ  恥ずかしぃ〜ッ
 「コレコレ そんなケタタマシイ声を 出すんじゃない 誤解されるじゃないか」
だって そんなに下から 虫眼鏡まで使って マジマジと眺めるんだもん 恥ずかしいでしょう
 「お前さんが 下を向いて咲いているから・・・・・花の気持ちが イマイチ分からん???」
分かんなくてもいいよ とおさんは 鈍感なんだからって みんなが言ってた通りだ
とうさんは どうせ「花も恥らう」って 言葉も知らないんでしょうから
「花も恥らう・・・ それは 全然違うときに使う言葉なんだけどなぁ」
ちゃ〜んと知ってますよ ここを読みに来る方々は みんな美人様が多いんだから

わたしは ヒアシンス科(ユリ科) ムスカリ属  原産地は 地中海沿岸や西南アジアのほう
名前の前に 花の色から 瑠璃をつけて ルリムスカリ(瑠璃ムスカリ)とも呼ばれています
学名は “Muscari armeniacum”

2004/02/20(金) 芽  芽  芽  芽  芽 オマケに  目
芽   芽   芽   芽   芽   もう一つ オマケに 目!

「一番左は 牡丹の芽」   
まだまだ寒いよ〜  もうちょっと寝かせといてぇ

「次は上の段の真ん中・・・・・エ〜ット 柿の芽だったかなぁ? 桃だったかなぁ?」
コラ〜ッ!  ヾ( `Д´)ノ  とおっ!  自分で植えた果樹の名前位 憶えておきなさい!

「上の段の右端は 紫陽花の芽」
ピンクの花(萼=ガク)で とおが ここに引っ越してきたときから 庭にあったんだよ

「下の段の左端は もう一つ 別の株の紫陽花」
わたしの芽のほうが 大きくなって もう少し緑が出てま〜〜〜す  ところで わたしは何色?
「・・・・・・・ 憶えていません」  (^^;) 

「下の真ん中は バラの芽 記憶に誤りが無ければ クライミング・ピース」
わたしは とおが 中学生の頃 野薔薇をとって来て 芽継ぎをして育てた 黄色い薔薇の子孫
でも この頃は とおが なんもしてくれないから ただ生きてるだけの 惨めな状態です

「下の段の一番右は 世にも妙なる オマケの 目」

2004/02/14(土) 南天 = 難転 = ナンテン
わたしは とおさんちで 鉢植えになっている 南天です 冬になって 綺麗に紅葉しています
今日 とおさんが カメラを持って庭に出て来たので わたしのルーツを 聞いてみました
そしたら わたしの ひいひいじいちゃん位かな?  ず〜っと昔 鳥に運ばれて来たんだって
それから 実生の苗を鉢植えにして 引越しのたびに 持ち歩ってくれたらしい
今から20年近く前 とおさんの娘が高校生の 華道クラブで使った枝が わたしのばあちゃんだって?
「そうだよ 水盤の花が萎れてから お前さんのばあちゃんを 挿し床で育てたんだよ」
ヘェ〜 そうだったんだぁ〜  それからどうしたの?
「大きくなったのは 地植えにしてあったから 家を建て替えるとき  お前さんを鉢に移した」
じゃぁ そろそろ わたしも地植えにしてくれるの?
「ウ〜ン それも考えてはいるけど・・・・・ まだちょっと迷ってる お前さんの株は広がるからねぇ」
そか とおさんちは 家を建て替えたら 庭がほとんどなくなっちゃったもんね 仕方ないか
わたしは 簡単に挿し木が 出来るから また兄弟を増やしてね とうさん  
   「ハイハイ」
あっ! また 二つ返事だっ!  とおさんの二つ返事は “No” とおんなじだって 誰かが言ってた

わたしは メギ科 ナンテン属 原産地は東アジアのほうらしい 
学名は “Nandina domestica”

2004/02/11(水) オセロの 大悲劇
みなさんは かの有名なシェークスピアの 三大悲劇って ご存知ですよネェ?
そうそう  「ハムレット」  「リア王」  そして・・・・・「オセロ」
今日は それに勝るとも劣らぬ とおんちの我輩 「オセロの大悲劇」 なんです

とおは 朝から出かけていましたので 我輩を ぬくぬくとした寝床から 引っ張り出しませんでした
おかげで我輩は 一日中 ノンビリと アンカを抱えて 寝ていることが出来ました
さすがに夜になって 寝飽きたので 窓から外を眺めていると とおの車が 帰って来ました
飼い主だから 「まぁ チョット 挨拶でも」と 出て行くときには まだ 悲劇の予感はありませんでした
画像を見ながら 読んでください 上 左から右へ 下 左から右へ の順番です

@ あんまり嬉しそうに飛んでいくのは 自尊心が許さないので 通りすがりのような振りで・・・・・
A とりあえず 愛想使って とおさ〜〜ん お帰りなさい  エッ! 何で カメラなんか構えてるの?
B なんか イヤ〜な予感がするなぁ   君子危うきに近寄らず・・・・・

 「ギャァ〜ッ  掴まっちゃった 
    クソッ! とお!  何すんだよ〜」

あっ! 皆さん失礼  我輩としたことが 汚い言葉なんか使っちゃって  (=^−^=)
ここは とおの両手が塞がってたので 画像はありません

C なんだよ〜 とお! この黒い 変なものかぶせて やだよ〜  エ゛〜ッ! 我輩の Tシャツ?!
D ウヮ〜ッ  ビックリした〜 すぐ脱がせて貰って よかったけど  こいつめ! パシッ!

とりあえず静止画でよかった  動画だったら 我輩のヨタヨタ歩き みなさんに見せちゃうとこだった
三(⌒w⌒;)三
ダ○ソーの社長さん こんなもの売り出さないで下さいよ うちのとおは 物好きなんだから

2004/02/10(火) 葉牡丹 = ハボタン
おととしの冬 わたしはとおさんに買ってもらった 葉牡丹=ハボタン です
花が少なくなる時期  わたしは パンジーたちと一緒に とおさんちの玄関を 飾っていました
ところが春になると  とおさんは ミリオンベルとか ガザニアの苗を 買って来たんです
わたしは プランターから追い出されて  西側の道路に面した 建物の際に 移されました
その時とおさんは かあさんに とっても失礼なことを 言っていたんです
「そのうちに薹がたって  菜の花みたいな 花が咲くから それまでここに置いといてやろう」

でも とおさんは わたしのことなんか すっかり忘れていたようです と言うより・・・・・
去年の冬 見回りに来たとおさんは わたしを見つけて ビックリしていました
「アレレッ?  お前さんは まだ生きてたのかい?  とっくに枯れたと 思ってたんだが・・・・・」
それからというもの とおさんは わたしの前に来ると しきりに首を捻っていました
ネェネェ とおさん 寝違えたの? それとも 借金で・・・・・?  (*^0^*)
「アホなこと言うんじゃない  お前さんは どこでも 一年草って書いてあるんだよねぇ」
そうなんです わたしは ほとんどのサイトで 一年草(夏蒔き二年草)と紹介されているのですが
実は  何年も生き続ける しぶとい宿根草ですよ
「いやいや お前さんは ヤッパリ二年草だそうですよ たまたま生き延びてるだけで」
みずのようにさん とおさんに教えてくださって ありがとうございます

わたしは アブラナ科 アブラナ属  キャベツの仲間で  原産地は ヨーロッパだそうです
英名は “flowering kale” とか “flowering cabbage”  kale は アブラナ属の総称
学名は “Brassica oleracea” 

2004/02/06(金) 野薔薇
私は とおさんちの裏庭に生えている 野薔薇です 今もまだ たくさんの実を付けています
親株は とおさんがここに越してきて間もなく 椋チャン(椋鳥)が運んできてくれたんだと思います
花は とてもいい香りがするし とおさんも かあさんも 私の花が大好だったようです
私の枝は蔓性ですから あちこちに伸びたり 這い回ったりするので 毎年剪定されていました
あるとき とおさんは 私の枝を切りながら 何か唸っていました
≪Sah ein Knab ein Roeslein stehn,  Roeslein auf der Heiden
      War so jung und morgen schoen,  Lief er schnell, es nah zu sehn≫

ネェネェ とおさ〜ん  さっきから 何を唸ってるの〜? 私の棘が 刺さっちゃったの?
「唸ってたんじゃないの  ヾ( `Д´)ノ  お前さんの歌を ドイツ語で唄ってたんですよ」
アハァ〜ッ  ドイツ語だったのか  (^^;)  私の歌って どんな歌? 日本語あるの?
「あるよ  童は見〜た〜り 野中のバ〜ラ 清らに咲ける そのい〜ろ 愛〜で〜つ〜♪」
分かった!  それって ゲーテが作詩して  シューベルトが作曲した歌でしょう?
「そうそう  それだよ でも野中の薔薇は 野薔薇のことじゃないみたいだよ」
エ゛〜ッ!  どうしてさぁ  私のことじゃないの?
「歌詞の中に  【くれない におう】  って あるから 赤い薔薇のことだよ」

私の名前は  野薔薇=ノバラ とか  野茨=ノイバラ と呼ばれています バラ科 バラ属です
学名は “Rosa multiflora” 

2004/02/02(月) 蕗 = フキ 花芽が大小合わせて13個
私たちは つい先日 かあさんに収穫された 蕗の花芽です つまりフキノトウ(蕗の薹)です
確か とおさんが ここに引っ越して来たとき お隣の家から 何株か貰って来て 植えてくれました
ですから もう20年以上も 私たちは とおさんちの庭で 元気に育っています
ということは とおさんと私たちの 熾烈な戦いは 決して歴史が浅いわけではありません
とおさんの言葉を借りれば 私たちは 「ドクダミと同じくらい はびこる奴」 なんだそうです
私たちは 地下茎を伸ばして ドンドン増えようとしますが  とおさんは それを制限しようとします
聞くところによると  とおさんは 余り私たちを食べるのが 好きではないようです
でも  かあさんは 私たちが好きなんですよ 葉柄も 年に二回は収穫してくれますし
春が近づくと フキノトウも ときどき探しに来て 今度のように 収穫してくれます
今年は かあさんが 私たちで 「蕗味噌」を 作ってくれるって言ってました ヽ(*゜∀゜)ノ
私たちは 山菜の代表的なもので 私たちが顔を出すと 春が近いと言われています

ところで  とおさんは 私たちの花が 雌雄異株だってこと知ってた?
「それくらい 知ってたさ 雄株の花は黄色みを帯びてて 雌株の花は白いんだろう」
ハハァ〜ッ  (^0^)  とおさん 早速 「フキノトウ」を 検索して 調べたんでしょう
それからもう一つの質問 私たちの花芽が伸びてくることを 何て言うか知ってる?
「それも知ってるよ 薹が立つ・・・・・ コラッ! そんなことを 言わせるんじゃない」


私たちは キク科の フキ属です
学名は “Petasites  japonicus”  と言うことは 日本古来の植物なのかなぁ?  


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