|
2006/11/13(月)
学校へ
|
|
|
仕事を切り上げて、夜に大学に向かった。大学教授に所用。
ドアを開けて、建物に入ったとき、「ああ、学校のにおいがする・・・」と胸いっぱいになった。 学校の匂いは、なんだか図書館の匂いに似ている。 静かで落ち着いたスペース。本の匂い。あの頃の私が甦る。
そう、私は、学生だったんだ・・・。
静かな夜の学校は、昼間の活気がウソのように静まり返っているんだけど、みんな研究室には明かりが灯っていて、先生がお仕事しているんだよね。そんな学校が、好きだった。
教授は、いつ話をしても、優しい人なんだな。
いつでも時間を言ってもらえればいるからって、そう言ってくれた。タダで勉強するのも申し訳ないから、たまには、お菓子でも持って、顔を出そう。
ああ、また学校に行きたいな。
帰り道、すごくさっぱりした気持ちになった。職場と家の往復は、心に良くない。学校、仕事しながらでも、また始めようかなぁ。
今、私の心に引っかかっているのは、治療のこと・・・・
|
|
|
|