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2005/02/11(金)
誰も知らない・・・
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「誰も知らない」 母子家庭の4人の子供たち。それぞれ別々の父親を持つ子供たちは、学校に通ったこともなかったが、それなりに幸せな毎日を過ごしていた。しかしある朝、20万円の現金を残して、母が失踪する。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちの生活が始まり…。是枝裕和監督が実際に起きた「巣鴨子供置き去り事件」をモチーフに映画化した作品。
こんな映画だった。ネグレクト。親に捨てられた子どもたちが必死で生きるさま。 彼が見たがっていて、高崎にできたミニシアターに行った。
非常に重い作品で、9時過ぎに映画が終わったのに、お腹がいっぱい、胸一杯。 子供を産んだからには、育てる義務があるのに、自分のことだけ考える母親。子供を捨てて男の所へ行ったまま、帰ってこない。悪意の遺棄。
ああ、私だったら、子供かわいがって育てるのになぁ。 欲しいところには、こないもんなんだな、子供。
映画のことをあれこれ話してばかりいた。 帰りに二人が初めてデートした飲み屋に行ったんだけど、つぶれていた。ショック。でも、なんだか笑っちゃったけど。 帰りにニンニクいっぱい入れたラーメンで締めくくり。 家では、カクテル。
ああ、でも、あの映画のことが気になる。非常に重い。本当の話がモチーフで、本当の話の方がもっと悲惨だったなんて・・・
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