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2004/05/28(金)
THE PASSION OF THE CHRIST
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製作年 : 2004年 製作国 : 米 / 伊 監督 : メル・ギブソン 出演 : ジム・カヴィーゼル / マヤ・モルゲンステルン / モニカ・ベルッチ / ロザリンダ・チェレンターノ / クラウディア・ジェリーニ 配給 : 日本ヘラルド映画
今月の映画は「パッション」。あの(僕の大好きな俳優)メル・ギブソンの監督作品です。 当時の服装や町並み、俳優の顔だちや瞳の色まで徹底的に考証を重ねたという噂通り、この作品に対するメル・ギブソンのただならぬ拘りを感じることができました。俳優の話す言語も英語ではなく、当時の共通語であったアラム語が用いられていました(勿論、僕には何語なのかわかりませんでしたが…^_^;)。このため、上映開始直後、画面に「製作者の意思を尊重し、一部そのままの言語で上映します」…というような説明書きが表示されたのですが、一瞬「日本語の字幕が出ないの?」と思って、ひやひやしました(^_^;。
比較的ヴァイオレンスな作品が多いメル・ギブソン。この作品でも、目を背けたくなるようなシーンが多々ありました。特に鞭打ちのシーン…絶えられませんでした。 石畳の広場に鞭打ちで飛び散ったキリストの血を一生懸命拭う母の姿… (表現が適切かはわかりませんが)我が子への拷問を見守り続ける母の姿…
宗教云々の前に、自分と同じ人間がしでかした所業に畏怖を感じました。 十字架に貼り付けされるシーンでキリストの言う台詞が、とても印象に残りました。 「父よ、彼らを許したまえ。彼らは知らないのです、自分が何をしているのか…」 「我が神よ、なにゆえ我を見捨てたのか…」
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