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2004/03/28(日)
INNOCENCE
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製作年 : 2004年 製作国 : 日本 監督 : 押井 守 声 : 大塚 明夫 / 田中 敦子 / 山寺 宏一 配給 : 東宝
今月の映画は「イノセンス」。1995年に公開された「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編です。
本当は大好きなジョニー・デップが出演している「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」か僕の大好きな映画ベスト10に入る作品「グラディエイター」主演のラッセル・クロウが出演している「マスター・アンド・コマンダー」を観たかったのですが、上映時間的に無理だったため「クイール」「ペイチェック」「イノセンス」の中から、「イノセンス」を選びました(「クイール」は、声を上げて泣いてしまいそうなので… ^_^;)。 CGは綺麗でしたし都市や乗り物のデザインもかっこ良く(ちょっと「ブレードランナー」臭が強い感じがしました)、ハリウッド映画の製作者が影響された表現力も素晴らしかったです。 今月の映画を選ぶ際に、「イノセンス」はアニメーションだしTV局も推してるみたいだからTVで見れば良いかな…と考えましたが…例えば、バトーとトグサが車でハイウェイを走行するシーンなどの(迫力の有無とは異なる)臨場感は、TVではわからないだろうな…と思いました。実写でもこんな感覚を抱いたことは少ないですが、拘りを持って作ったという前評判通りの効果音のためかも知れません。 血飛沫など上がるシーンもありますがグロテスクな表現はなく、死体などの表現もサイボーグの目から見た映像などで間接的描写にしていたのに好感が持てました。 個人的には「攻殻機動隊」も「ブレードランナー」も好きなので「イノセンス」も好きな作品でしたが、日本のアニメーションにありがちな独特な理屈っぽさや(これは仕方がないかな…)前作「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」を見ていなければ楽しめないウチワ受け的な部分もあり、万人に受ける作品ではないと思われます。 画像は、先月(だったかな '、')相方がケンタッキー・フライド・チキンを購入した際に貰ってきた「イノセンス」の予告などの入ったDVD。今年の秋に公開予定のスタジオ・ジブリ作品「ハウルの動く城」の予告も入っていました。
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