日記帳
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年8月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2006/04/29 行ってきます。
2006/04/28 今からちょっとヨーロッパに
2006/04/09 久々のお百姓さん
2006/04/08 桜満開
2006/03/21 久々の日記記入です。

直接移動: 20064 3 月  20051 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 8 7 6 月 

2004/08/21(土) 「白夜行」  東野圭吾作
昨日は宮崎に電子カルテの勉強会に行っていました。片道3時間のJRの中で何して過ごすか?
今回は東野圭吾という人の「白夜行」という小説を片手に乗り込みました。
行きは寝てたりのんびりしていて、手をつけてなかったのですが、
帰りに読み始めて止まらなくなり、結局朝までかかって850ページ、読み上げてしまいました。
疲れた〜〜

本の内容も凄まじかったけれど、主人公の美しいんだけど暗い過去がある女性、
なんと猫にたとえられているではありませんか。この表現が面白かったのでちょっと紹介しますね。
(集英社文庫、東野圭吾「白夜行」p580より引用)
「赤ん坊の時に拾った猫というのは、物心ついた時からずっと家の中にいて
人間の庇護の下で暮らしているわけだから、人間に対してあまり警戒心を持っておらず
無邪気で甘えん坊です。ところがある程度大きくなってから拾った猫というのは、
なついているようでいても、実は警戒心を百パーセント解いてはいないのです。
餌をくれているからとりあえず一緒に生活してはいるが、決して油断をしてはならないー
ーそんな風に自分を言いきかせているようなふしがあります。」
ーーーー(中略)ーーーーー
「その特性が逆に魅力になっている場合もある。」
「おっしゃるとおりです。だから女は恐ろしい。」

なーーるほど、このたとえは素晴らしいな、猫に申し訳ないけどと思いました。
また自分は今まで女性を見る眼があったのかな?と自問したり。。。
そーいう素敵な一夜?を過ごしたわけで。。。

電子カルテの講演会もよかったのですが、まだお試し版しか持っていないので
「早く本契約しよう。」と思ったくらいでした。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.