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2004/10/03(日) 県医師会ACLSに参加して
今日は県医師会のACLSに参加しました。
インストラクターは5ブースで26名、うち我が大分Mセンターは7名、OBが2名いれると9名!
当院のインストラクターがどんどん外に出て育っていくのは、うんうん、まるで父親のように嬉しい。

今回のコースは宮崎の先生が4ブースを担当し、大分は僕だけ、負けられん。
とは言っても宮崎の先生がどういう素晴らしいインストをしているか見られないのは残念。
見学がしたかった。とは冗談で、前日の夜打ち合わせ会があり、
大分と宮崎の指導の仕方の違いを確認し、ブース間の指導法に差が出ないようにしました。
午前中はスキルステーションといって、BLS(心配蘇生)、気道管理、モニター除細動と
3つのブースを受講生は回るのですが、わが4ブースは3回ともモニター除細動でした。
飽きそうと思われがちですが、短い時間に濃縮した情報を楽しくプレゼンするというのは
とても大変な事で、そういう意味ではいい機会になったと思います。
午後はシナリオステーションといってシナリオを進めながら
午前中のスキルの組み合わせをチームで蘇生をしていくのですが
最初に全体デモがあります。大分Mセンターチームがデモを行い、
リーダーをしてくれた看護師のCさん、完璧でしたよ。すごい。

その後各ブースの別れてシナリオをこなしていきます。
受講生は午後は同じグループで、しかも看護師さん+救命士さんグループでした。
しかしあなどることなかれ。レベルの高いチームでちゃんと予習もしていて、
教えるのがとてもラクでした。
1時間目は心肺停止発見からモニター装着して心電図波形診断まで・・10分遅れ。
2時間目は心電図が「除細動(=電気ショック)が必要な波形」で
除細動を実際に行うシナリオあれこれ。・・5分遅れ。
3時間目は心電図が「除細動できない波形」の場合で、原因検索が謎を解く鍵となります。
この部分が教えるのが難しいので僕が担当しましたが、
それまで結構自信を持っていた人が次々に崩れていく!
落とし穴に落ち込んで頭は真っ白、いつの間にか基本の基本を見失っている。
「今日のテーマは絶え間ない心マ(心臓マッサージ)では?」
「あっ、そーか〜」
こういう場面が随所に見られ何ともやる方にとっては楽しいインストに。
これもできる受講生を相手にのみ許される事でそうでない時は、
もっと優しいインストしてます。・・・5分遅れ。

講習の時間が遅れると休み時間がその分減るわけで、そのつけは
インスト、受講生の疲労となって現れます。
最後の方になると皆へろへろに。。あれ、なってない。元気じゃん。どして?
最後は総合シナリオ、今までのまとめでいろいろあわさった複雑なシナリオ。
しかしさっきの僕のいじめが利いたのか意外と上手にこなすようになっている。
成長したじゃん。また細い目を細める。
最後は7分前に終了。余った時間で一人一人の感想を聞き、
インストも一人一人の感想を言って楽しく終了しました。
いい会だったな〜。と思っていたのですが、
中には受講生のレベルに問題がある人がいるブースは
相当苦労して、全然到達目標にたどり着けなかったと。。。
ご苦労様です。今後のあり方にいい意味でも悪い意味でも一石を投げかけた
新しいやり方でしたね。


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