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2003/09/27(土)
命のリレーを絶やさずに...
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第2回目ACLS(心肺蘇生の高度救命)の院内講習会を行いました。 受講者は医師、看護師24人にインスト、スタッフ37人と スタッフの数が受講者を大きく上回っているところがいいんです。 多くのスタッフに支えているんだぞ、という安心感ね。 救急救命士さんもボランティアで12名、医大の看護婦さん2名 参加してくれました。ありがとさんです。 医大のM看護師さんは深夜入りにもかかわらず前日夜8時までの打ち合わせ来て、 勤務が終わるとそのまま当院でACLS講習に、と凄い熱意です。
県病のS先生、医大のK先生、医師会のT先生と僕で4つのブースに別れ、 それぞれ各グループ6人ずつを指導していきます。 各先生方、それぞれ熱い熱い指導をしていただきありがとうございました。 午前中はマスク換気、心肺蘇生、モニター除細動の技術、 午後はいろいろなシナリオをこなして行きます。
命のバトンリレーの第1走者は市民の方。 救急隊到着の平均は6分! 命の炎は3分で消えてしまいます。 命の砂時計ともいいます。 命の炎を消さないためには市民の心肺蘇生が必須です。
そして第2走者、救急隊にバトンは手渡されます。 救える命が目の前にある。 助かるかどうかは救急隊の初期救命治療にかかっています。 そして救急車収容。 第3走者である病院にバトンは手渡されます。 命のリレーを絶やさないためにACLSという形で答えていきたい。
ACLSは救急隊も医師も看護師もエビデンスに基づいたガイドラインを元に 蘇生を行うので、最良の医療、命のバトンリレーが実現出来る可能性が高いと思います。
頑張りましょう。打ち上げは10月10日!
次回の講習会はスタッフ、受講者を外部からも広く募集し、 地域の救急医療の発展のお手伝いをしていけたらなあと思っています。
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