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2003/11/12(水)
手術台の上での不安...続きです...
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昨日の「ずっと手を握っててほしい患者さん」の話を少し。
医療機器メーカーのお兄ちゃんに、 た「○くん、ちょっと患者さんの手を握っててほしいんだけど...」 ○「えっ、手ですか?...は、はい、いいですよ」 この時は○くんも雲をつかむような話に戸惑いを隠せず。 患者さんには た「心配しなくていいですよ、手、握ってますからね〜」 といいながら、仕事できないでいる看護師さんの手を 患者さんからゆっくりほどき、○くんに手を握らせました。
僕は「きつかったら他の業者さんと交代でやっていいよ」と 言い置いて、県庁に別の仕事に行ったので、その後どうなったか知りませんでした。 翌日聞くと、○くん、応援もしてももらわずに、 ずーっとその患者さんの手を握っていたそうです。 患者さんはそのことにとっても感謝されてたとのこと。
手術台の上に乗って不安いっぱいの患者さんに、どうやったら 不安を取り除いてあげれますか? ただずっと手を握ってあげるだけなんだけど、これはかなりいいですね。 「子供みたい」、「甘えてる〜」と、健康な人は言いそうですが..
おそらく時々不安がこうじて強く握りしめたりするでしょう。 そしたらきっと○くんは、心配しなくていいよというサインを 優しく握って送り、患者さんはすこし落ち着く、 これは想像だけどこんな場面きっとあっただろうな〜。
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