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2010/06/06(日) 熊との遭遇(俺二度目、親爺初体験)
おはようございます。

親爺と二人で山梨釣行。
『今日は暑いから山の上に行こう!』と言う事で標高≒1500mの今尚水の冷た〜い源流に決定。
昼頃現地着、そそくさと用意を済ませて川を釣り上がって行くと
まずまずサイズの岩魚がポツポツ釣れてご満悦な二人。
15:00を少し回った頃、
最上流部手前の絶好ポイントに辿り着き親爺をその場に残して俺だけ更に上流を目指す。
二人の距離が20m程離れ、俺が一匹釣り上げ自慢しようと振り返ると
なにやら親爺の挙動が不審?
倒木をくぐり、岩場を乗り越え親爺のもとへ戻ると、
ず〜っと下流を向いていた親爺が俺に気付き振り向きザマにこう言った、
『くまクマ熊!』
親爺が指差す10mほど先の川辺の大木の脇に
かなり大きな熊が立ち上がって木に寄りかかりこちらを凝視しているじゃあ〜りませんか!
あまりの近さに目をそらす事も出来ずに立ち尽くす二人と熊一匹。
以前虫捕り(この川の支流、ヤナギでミヤマ)で遭遇した熊より明らかにデカイ‥、
兎に角顔がバカデカイ!
まるで特大サイズの着ぐるみグマだ。
しばし睨み合いが続き膠着状態、とりあえづ竿をたたんで道具の片付け。
問題は熊寄りの3m程下流に浸してある俺の魚籠の回収、
中にはココまでに釣り上げた岩魚が10数匹入っている。
そのまま残して熊に献上する事もホンキで考えたが、
それも腹が立つので両手にコブシ大の石を掴んでそろりそろりと熊&魚籠ににじり寄る俺。
魚籠を手繰り寄せ熊から目をソラサズニ今度は親爺の下まで後ずさり。
このままでは埒が明かない、退路を熊に塞がれているので対岸に渡って下山する事に決定。
目をソラサズニ意を決してゆっくりユックリ川を渡り始めた時、熊は突如ガがガがガと木に登ろうとして?熊笹の中でひと暴れした後姿を消して行った。
ホッと一安心しつつも周囲に細心の注意を払いながら下山。


落ち着いて話を聞くと最初に気付いたのは親爺の方、
熊は気付くとビックリして?威嚇して?突然立ち上がったそうな。
親爺はどうして良いか解らずに、
取り合えず熊の目の前で釣りを続け本日最大の岩魚を釣り上げたそうな。(すごく危ないんじゃないの?)
なんとも豪胆な我が父よ。(って言うか、やばいんじゃないの?)

翌朝いつもの蟲仲間に話をすると最寄の施設に連絡しといた方が良いのではと言われ、
早速電話で事情?状況?を事細かに説明しました。
すると当日、施設の愛犬ドーベルマンが激しく吠えたり、
電話に出られたご本人も罠にかかった獣の喚き声の様なものが聞こえ、
気になって外に出て周りを見回したり異変を感じていたそうです。
去年の秋に更に山中の支流の奥で糞を発見したとの報告が最後で、その後は全く熊情報は入っていなかったとのこと。
『これから入山される方々には注意を呼びかけます、ありがとうございました。』
と、お礼を言われて電話を置きました。

皆さんもお出かけの際はくれぐれもご注意下さい!


追伸
父の日のプレゼントは熊除けの鈴に決定。(今更?)


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