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2006/10/10(火) 母と添い寝
十月八日、日曜日の午後二時頃病院から電話。
容態が更に危険な状態になってきたのですぐ来てください!とのこと。
慌てて駆けつける父と俺と二人の妹。
ICUの主治医から、最大限最高水準の延命医療をもってしても、母の最期がもうすぐそこまで迫ってきている事を、告げられる。
連絡をうけて次々と駆けつける親族、ICUの一角が人であふれかえる、深くて静かな悲しみが小さい子供達にも分かるのか?静かに静かに時が刻まれてゆく。
モニターの数値が、意識の無い母の体内で起きている非常事態を知らせつつ、アラーム音と黄色の点滅ランプが頻発。
一際大きなアラーム音と赤色ランプ、22:05、頑張り続けた母の命の波形が消えた・・・。

母の体内に入り込んでいた沢山の管がようやく抜かれ、傷口等を縫合清浄。
自慢の和服に着替えて、薄化粧をして、こんな深夜一体どこに隠れていたんだ?と思えるほど大勢の医師団と看護士達の献花と最敬礼の見送りを受けて≒二ヶ月ぶりに念願の帰宅。
冷たくなった母のからだに触れながら、母のからだをさすりながら二晩、母の左隣にできた床の間との狭い隙間が俺の寝床。

今週中は何かとご迷惑をお掛けすることになるかも知れませんが、何卒ご容赦のほど宜しくお願い致します。

母の生前の願いを受けて密葬とさせていただきます。


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