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2003/09/06(土)
灯火最終…?
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早く行かなきゃ!早く行かなきゃ! コンビニ店長とiidaさんは1時間近く前にすでに出発済。 俺はと言えば、夕方からのお客様にいや〜実は今日は虫採り行くんでスミマセン、スミマセンをさっきから繰り返してばかりでなかなか出かける事が出来ずに、やっとのことで車に乗り込んだのが18:00をすっかりまわった頃でした。 助手席におつおさん、後ろに今回デビューの当店店長、気合いを入れて目指すは真木林道。 途中、昨日スズメバチに頭刺されて救急車に乗ったばかりのくせに、今日も道志川で釣りして釣れなかったから悔しいから僕も行く、と早起きさんから参戦布告の電話蟻。 快調に飛ばして現地に着くと、う〜〜寒い!の一言。 しかし、先発隊の巧みなセッティングによって既に仮灯火がたかれ2m×4mの白布にはカブトの♀がひとつ、ふたつ。 こりゃいけるかも!?と思って喜んでるところに本日の目玉アイテムを積んだtano車参上! 歩み寄る人影を見て、んっ?一人多い!?だっだっだれだ!? お〜これまた初参加、当社裏の土手にクヌギを植えて頂いた、造園業さんじゃありませんか。どうぞよろしく。 そんなこんなでガヤガヤイソイソ新兵器に衣替え! 点灯!! ゆっくりと、しかし確実に新兵器は素敵な光を放ち始めました。 心なしか虫たちもざわめき、集まりも良くなった様に感じます。 こりゃー間違いないね!ギネス更新だね!採れまくりだね!やったね!ここまでたどり着くのに随分掛かったね!ホントよかったね!などと勝手な事を思ったり、この一ヶ月あまりの苦労を振り返って涙ぐんだり好き勝手放題してアッと言う間に30分経過。 あれ?おや?さて?はて?獲物が来ない、採れません…。 あ〜そうか、今日は半月、後少しで月も沈むしそれからだね! と、言い切ったはいいけどとにかく寒い!!、ほとんどの戦士が夏支度、夏仕様。不思議な知恵を絞ったり、持ち合わせの服を貸したり借りたりで何とか寒さに耐えて待つことしばし、しばし、しばし、しっばっし!途中しびれを切らしてダイドーでんがえしに出かける戦士がいたり、ハチに刺されて今日も釣りしてあまり釣れなくて夜の真木川を眺めて隙を突いて脱走する戦士がいたり、戦線は寒さと採れなさで混乱を極め始めました。 いくらかすると月が山の稜線に隠れ、一度電源を落として暗闇にしてから再度点灯!!! 待つことしばし、しばし、しぃばっしぃ怒怒怒、哀哀哀。 無念… 大人8人、半分大人1人計9人の熱い想い、欲望、願望を真木のお山は冷たく跳ね返し、満天の星空が見守る中、帰り支度を済ませ揃って帰路に就きました。 あつおさん、いつもささえてくれてありがとう。 木ノ戸店長、いつもいじめてごめんなさい。でも頼りにしてます。 変酋長、あんなことやらこんなことやらそんなことまでいつも助けてくれて謝謝。 早起きさん、友達の居ないこんな僕とよろしければこれからも遊んでください。 iidaさん、いつも応援、素早い対応ありがとう。 コンビニ店長、ハイテンションと勢いを頂きました。 造園業さん、クヌギの苗木はおかげさまで大きく大きくなりました。 のぶよし!、かかってきなさい! みんなホントにお疲れさまでした。 tano車に先を譲ってもらい、一気に山を駆け下りて集落の灯りが見えてほっとしたその時!俺の視線が一瞬何かを捕らえた! あわててブレーキ、少し行き過ぎ、車の真横だ!ドアを開け急いで近寄り暗がりの中そっと触れてみる。アイヤ〜〜〜こんな事があるのだろうか!? それは小さいながらもまぎれなく待望のミヤマ♂! 後続のみんなを派手に手を振り止めて喜びを分かち合う。 ほんと〜に頑張った俺達に、最後の最後で天使が空から降りてきた。
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