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2012/08/31(金)
再掲:日の出二ツ塚処分場周辺の放射線を測定してみませんか。
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日の出二ツ塚処分場周辺の放射線を測定してみませんか。
私たちは、昨年の9月より二ツ塚ゴミ最終処分場及びエコセメント工場周辺の 放射線の測定を行っています。
3月の福島原発事故により多量の放射性物質が東日本の広域に降り注ぎまし た。東京多摩地区でも放射性物質を含んだゴミなどが各地の焼却炉で燃やされ、 その焼却灰が日の出町処分場に持ち込まれています。 各焼却炉では、7月から焼却炉の放射能汚染の測定を始め公開しました。 その中には、焼却飛灰から3000ベクレル/kg超という数値もありました。 もし、事故直後から測定していたら更に高い数値が測定されたと思います。 (あまりにも高いので公表していないのかもしれませんが。) この事態を受けて、今まで想定すらしておらず、処分場の規定になかった放能汚 染の規制数値を100ベクレル/kgとしましたが、実態はそれではとても間に合 わず8000/kgベクレルとしました。そこには、全く安全性などの配慮はありま せん。
日の出町二ツ塚処分場内には、処分場延命策として国のモデル事業である世界 でもまれなゴミ焼却灰を主原料とするセメント工場があります。日に約300t のゴミ焼却灰が持ち込まれ約400tのセメントが生産されています。 この巨大なセメント工場では製造工程の中で、約1600度で原料である焼却灰 を焼成する炉があり、有害な化学物質や重金属を大気へ排出しています。 しかし、ゴミ焼却灰を膨大なエネルギーを使い、有害な物質を含んだセメントを 作ることを資源循環と自画自賛する事業者の資源循環組合は、バグフィルターで 全てを捕捉するから大気へは有害物質の放出はないと主張しています。 そして、原発事故で発生した事態に対して、組合は焼却灰中の放射性物質もこの バグフィルターで99.9パーセント捕捉でき、国の8000ベクレル/kgとい う指示を護っているから何の問題はないとしています。
私たちの9月からの空間放射線量の測定では、その測定値は天候や地形により 変動はあるものの少しずつ増加していることを示しています。 また、土壌の測定では、約400〜1800ベクレル/kgが計測されました。 まだまだ不明確なことが多いのですが、汚染の実態を継続的に測定して明らかに していきたいと思います。是非 測定活動にご参加ください。
------------------------------------------------------- 測定予定日 9/8(土) 9:00 測定 10/14(日)9:00 測定 11/10(土)水質・放射線一斉測定調査 *計測は堀場製作所のRadaiを使用し、5cmと1mの測定 *天候などにより変更する時もありますので事前にご連絡を 連絡先 濱田 0428−23−6621 雨宮 042−597−4960 *測定は午前から午後までかかることもあります。午前参加でも可 -------------------------------------------------------------
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