|
2012/04/19(木)
活 動 報 告
|
|
|
活 動 報 告 2011年12月より <調査活動> ・ 土壌調査 2/11 参加者 6名 * 年一度処分場周辺の5地点の土壌を5点混合法で採取し専門機関で分析依頼 今年は例年の分析項目にカリウムの分析を追加 専門機関による分析結果 単位mg/kg 対象項目 尾根道A 馬引き峠 尾根道W 尾根道S 馬引き沢 自然界値 カドミウム 0.200 0.700 0.600 0.700 0.300 0.295 鉛 12.0 20.0 9.0 11.0 10.0 17.2 ヒ素 6.50 9.60 3.60 3.90 8.40 6.82 銅 29.0 85.0 39.0 38.0 75.0 19.0 亜鉛 83.0 150.0 120.0 130.0 120.0 59.9 クロム 22.0 62.0 140.0 110.0 49.0 25.7 アンチモン 0.40 0.50 0.20 0.20 0.30 0.37 ニッケル 12.0 42.0 120.0 93.0 50.0 18.6 カリウム 2800 3400 2500 2800 9900 ― *自然界値は浅見ら(1988)と日本土壌協会(1984)による ・ 処分場周辺放射線測定 12/11、1/14.15、2/11、3/11、4/8、 参加者 22名 昨年の9月より月一度の測定を開始、エコセメント工場からの汚染の監視調査 ・ 放射能測定土壌、水採取 2/11 2/2〜7 参加者 5名 水2点 (馬引き峠下で雨水採水、二ツ塚調整池下の水) 土壌2点 (エコセメント工場直近尾根道、二ツ塚調整池下林道) * 専門機関にて放射線測定結果 単位Bq/kg 検査項目 馬引峠雨水 調整池水 検出限界 尾根道土 調整池下土 検出限界 ヨウ素131 不検出 不検出 10 不検出 不検出 15 セシウム134 不検出 不検出 10 360 59 16 セシウム137 不検出 不検出 10 460 91 16 セシウム(137+134) 不検出 不検出 ― 820 150 ―
<その他の活動>
・ 桜美林大学 神長ゼミ 出前講座 1/12 参加学生 9名 昨年に続き学生たちに、日本の焼却埋め立てのゴミ問題・日の出町処分場問題・ たまあじさいの活動・裁判の状況・NPOとのかかわり等を伝えた。 ・ 第29回市民環境問題講演会 3/3 参加者 45名 物理学者である講師 広瀬 立成さんより「地球は40数億年核に触れないことで自然のバランスを保ってきたが、核に手を出すことによりそのバランスが崩れた。科学ではコントロールできないのが核である」と。報告は別紙参照 ・ 高木基金主催「放射能測定交流会」 3/25 名古屋 参加 雨宮 全国各地の市民による放射能測定団体の活動交流と測定研究などの交流 内部・外部被爆の現実にどう取り組んでいくかなどの情報交換が行われた。
活 動 予 定 <調査活動> ・ 処分場・エコセメント工場周辺放射線量測定 毎月10日前後の土か日 9時馬引き沢入り口集合 5/12(土) 6月以降は問い合わせください。 ・ 処分場隣接尾根道の植物観察調査 ・ 馬引き峠下 雨水採水 分析調査 4〜5月予定 *ご参加希望の時は、事前に濱田か雨宮にご連絡ください。
<その他の活動> ・ 処分場、エコセメント工場見学および説明会 *別紙 案内参照 5月12日(土) 9:30 JR青梅駅集合 16:00解散予定 午前 馬引き沢から尾根道を歩き二ツ塚処分場・エコセメント工場見学 午後 日の出町大久野中西宅内 竹林舎にて説明と意見交流 * 参加費 500円 (お弁当、傷害保険代など) 新緑の美しい頃、都民の水源である緑の森の中に忽然と現れる巨大な日の出町ゴミ処分場とエコセメント工場、自然破壊のその異様な様子、未来世代へ負荷を残す有害な化学物質と重金属、さらに放射性物質による環境汚染の問題を現場で感じ取っていただきたいと思います。 是非ご参加ください。
|
|
|