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2012/04/18(水)
2012年度総会のお知らせ
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<2012年度総会のお知らせ>
日時 5/26(土) 午後2時より 会場 青梅市福祉センター 和室 内容 ・ 2011年度 活動報告及び会計報告 ・ 2012年度 活動計画及び予算 ・ 2012年度 組織体制など
*総会資料は総会当日配布いたします。多くの会員の参加をお待ちしております。 *当日は、10:30より 日の出の森・水・命の会 13:00より STOPエコセメント市民の会の総会も予定しております。
:多摩地区で被災地ガレキ焼却説明会が始まる: 4/1日 羽村市で多摩地区での被災地ガレキ焼却についての説明会が東京都・循環組合・羽村市の主催で開かれました。不安を持つ住民、該当自治会、動因?と思われる人たち約100人が参加しました。処分場やエコセメント工場のアセス説明会の再現のようでした。 ガレキ運送コンテナから1u離れた空中放射線量の測定での低濃度説明、バグフィルターで99パーセント捕捉できるなど、まやかしと神話による焼却前提の説明会でした。子供たちへの、焼却→低濃度汚染の蓄積→呼吸による内部被爆を心配します。
がれき広域処理は 何を狙っているのか まず、被災地のガレキ処理を、広域で燃やして埋めることに疑問が残る。 横浜山下公園は、瓦礫の上に出来た公園とのことである。横浜国大の宮脇名誉教授は「ガレキは資源。燃やさず堤防など地元で有効利用を」と述べている。ガレキを引き受け燃やし埋め立て処分したところには国が助成金を支払うとの事。これを機に、焼却炉や処分場の延命と活性が裏で見える。 次に、被災地のガレキ処理は、被災地の復興の足枷と報道されている。しかし、被災自治体の首長の中には、ガレキ処理は被災地の雇用を生む大事な仕事であると主張する方も複数いる。広域にガレキを輸送して、焼却して埋め立てることでは、被災地には雇用を生ない。莫大な税金である経費が落ちることを目論でいるガレキビジネスがチラホラしている。
さて、今回の被災ガレキ処理での最大の問題は、東京電力製造の放射性物質をガレキが多く含んでいる。製造者責任でこれをどうするかはいまだに東電は何の意思表示もしていない。お人好しの国民は東電の尻拭いを莫大な税金でやることを「絆」とか意味不明の言葉で世論形成をしている。 責任を明確にせず「国民が肩代わりする」事は、この国ではいつかあったことですね。
チェルノブイリーの原発事故では、汚染瓦礫は出来るだけ燃やさず埋め立てたそうである。焼却処理により大気を通して汚染の拡大を防いだそうである。旧ソ連と日本では土地所有のあり方が違うが汚染の拡大を防ぎ人々の命と健康を守ることは同じであるはずだが。
新聞記事のように高濃度汚染の廃棄物13都道府県に広がっているとしているが、その中にガレキが除外してあるのは不自然である。さらに、8000ベクレル以上の廃棄物とそれ以下のガレキとの間に明確な線引きが出来るのだろうか。福島原発事故の汚染のすさまじさを感じます。 これ以上に、汚染物質を広域に運び、焼却・埋め立てで汚染を広げることは避けるべきである。
ガレキに含まれる放射性物質は、焼却炉のバグフィルターで99.9パーセント捕捉できると宣伝している。バグフィルターメーカーは「放射性物質補足を想定していないのでデータはない」としている。バグフィルター神話が都合よく利用され、それを鵜呑みする方々が多いことに驚く。 バグフィルターでは、60パーセント程度しか捕捉できないとのデータもある。
多くの公害で住民・被害を受ける側の視点は、濃縮・累積である。企業や行政など公害を発生、容認する加害する側の視点は拡散・希釈である。驚くべきことに、放射能汚染のガレキの焼却でも国には累積や濃縮への考慮は全くない。 今回の事故の責任もいつの間にか、拡散・希釈され、どこも責任をとろうとしないようだ。
:安全な食料を生産できる地域を、広域処理で汚染を広げ、失くすことを避けなければならない:
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