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2011/06/08(水)
2011年春の活動報告
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2011年春の活動報告 2011.5.8 <調査活動> ・ 雨水分析用採水 2.10〜4.26期間中8回ボトルへ採水 参加者延べ 15名 エコセメント工場から直線で約300m位の所に採水装置を設置し一回で100mlを目途にボトルに回収します。その後大学の研究機関でPH、EC、Na、K、NH4、Ca、Mg、CL、NO3、SO4の分析を依頼しています。 北風の時期と南風の時期の年二回調査予定です。 ・ 土壌分析用採取 3.24 参加者 3名 エコセメント周辺の5箇所を五点混合法で採取し専門機関で分析依頼しています。 年に一度の調査予定です。 <2011年分析結果> 単位mg/kg 地点・項目 カドミウム 鉛 ヒ素 銅 亜鉛 クロム アンチモン ニッケル 馬引き沢 0.5未満 7 7.9 66 93 38 0.1未満 25 馬引き峠 0.5未満 9 8.7 70 110 42 0.2 33 A 0.5未満 8 7.1 27 86 22 0.1 8 W 0.5未満 9 2.7 32 100 94 0.1未満 87 S 0.5未満 11 3.7 32 110 70 0.1未満 72 自然界値 0.295 17.2 6.82 19.0 59.9 25.7 0.37 18.6 自然界値:カドミウム、鉛、亜鉛、銅、アンチモンは浅見ら(1988) ニッケル、クロム、ヒ素は日本土壌協会(1984) ・ 植物実態調査 5/7 参加者 3名 馬引き沢から処分場東側尾根道の植物の実態調査(主にアオキの状態観察)とエコセメント工場近くで定期的に観察する植物の選定と観察
<その他の活動> ・桜美林大学 出前講座 1/13 環境NPO・NGOについて 学生 8名 参加者 2名 日の出町ごみ処分場の問題、たまあじさいの会活動、NPO・NGOについて説明 ・八丈島処分場の現地見学と交流 1/20〜22 参加者 1名 日の出の森を支える会の企画に合流し、現地見学や調査方法などについて交流 :八丈島「水海山処分場」を尋ねて考えたこと: 安藤 隆 「水海山処分場」の建設は予想以上に進んでおり、予定地の谷間はほとんどがむき出しの裸地となっていた。八丈島の面積は69.52kuでほぼ町田市の大きさで、人口は約8000人である。島という孤立した場所で、生活の規模(産業・流通など)、地理的な条件、自然環境を考えてみると、理想的なゴミ処理は夢ではなかったはずである。 行政が島の将来を考えながら、住民と共にゴミ処理を考えていたら、おそらく、このような処分場は作らなかっただろう。残念でならない。
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