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2010/07/26(月) 2010年 春の活動報告
       2010年 春の活動報告
<調査活動>

・ 5/1 春の水生昆虫・水質調査                参加者 6名
   全体的に各河川とも水量が多かったです。谷古入沢は殆ど生き物を見ることが出来ませんでした。
   裏面に小平市の高梨さんの参加報告を載せてあります。

・5/9 植物生態観察調査                   参加者 4名
   尾根道の植物の葉などの異変を採取し分析機関で判定してもらう。アオキの葉などが黒くなるのは
   炭素病と判明。峠近くで異臭を感じる。
   馬引沢峠に処分場内で多摩地区の小学生に植林をさせている様子の看板が設置されている。
   私たちの調査ではこの地点の土壌ダイオキシン値は47

・5/17 野鳥調査                      参加者 5名
   晴天で気温が高く、オオルリガ多数確認でき、営巣場所の取り合いをする2羽の争いの珍しい情景
   見られる。馬引き沢の入り口でサカハチチョウが見られる。
   組合の場内定期井戸水質調査の組合3名、調査会社3名、22区自治会7名の一団と会う。
   自治会の多くの方は杖を突きながら歩いている。これが1200万円の22自治会の地元対策費と
   住民の環境監視の実態なのかと思う。

<その他の活動>

・3/6 高木仁三郎市民科学基金 公開プレゼンテーション参加
   今年度の助成団体の公開プレゼンテーションに取り組みを訴える。新たな様相として動植物(梅や狸
   など)の免疫力の低下という現象の説明も加える。

・4/17〜18 アースデイ参加   パタゴニアの助成で代々木公園に出展
   昨年と同様「川と流域を守る」という共通テーマで、たまあじさいの会は「都民の水源多摩川の汚染」を
   処分場の模型などを展示して訴える。おいしい「源流の水」を見学者に提供もしました。
   約400名の方が見学や説明を聞いてくれました。準備に時間がかかりますが、色々な出会いがあり
   楽しい企画でした。

<第26回市民環境問題講演会>                       参加者 86名

  「水俣に学び、未来に伝える」 −水俣から日の出処分場の問題を問い直すー
  講師 原田 正純先生 
   立川アイムの会場は満員となり、若い方も年輩の方も先生の50年来の水俣病の一人ひとりに寄り
   添った経験とそこから得た水俣病の知見、現在や未来の環境汚染の様相についての指摘に
   一つ一つ頷きながら聞き入りました。先生の人柄と姿勢は深く参加者の心に染み入りました。
   遠路の講演、快く快諾させたことに感謝いたします。
   *講演会の資料と講演要旨同封してあります。是非ご覧ください。


<総会報告>

 大変遅くなりましたが2010年度の総会の報告をいたします。
5/15に青梅で12名の参加で総会が行われ、2009年度の活動報告と会計報告は承認されました。
2010年度の活動計画などについては修正が提案され承認されました。
修正された点は、エコセメント工場の本格稼動前の2003年から取り組んできた野鳥と水生昆虫の
調査活動は、ひとまずここで休止して、これまでのデータなどのまとめを行うこととなりました。
植物調査については、より環境汚染の実態が明確になるような内容を検討しながら継続して取り組みます。
又、土壌・水質・雨水・大気などの調査は継続して取り組んでいくとなりました。今後も調査活動への
皆様の積極的な参加をお願いいたします。

<会員の皆様、会費納入をお願いいたします>

 私たち「たまあじさいの会」の活動は、会員の会費・カンパと高木市民科学基金・パタゴニアからの
活動助成が主な収入源です。一方、日の出町のごみ処分場やエコセメント工場を推進している
循環?組合は、税金から多額の経費で環境調査を「パシィフィックコンサルタント」に発注しています。
軍事基地から様々な海外での政府関係の環境調査、日本各地のごみ処分場や焼却炉の環境調査で
策謀している調査会社です。
 一人ひとりの会員の皆様の意思とご協力が巨大な権力と組織と資金に対抗する拠り所です。
厳しい経済状況の中で心苦しいお願いですがよろしくお願いいたします。

<本の紹介>

「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」中村哲・澤地久枝対談 岩波書店 1900円

「多様性を認めるのが、本来の民主主義だとか、自由主義だとおもいます」「多様性を認めない
デモクラシーとはなにか」「ヒットラーに近いです」と世界や日本の現状を述べ、医師の目でアフガン難民
の惨状を確かめ自立できるように一歩一歩寄り添って25年の思いを澤地久枝との対談で語っています。
6/5の講演会の講師、水俣病の原田正純先生といくつかの共通点が見られます。
共に九州出身で医師、権力の側に付かない姿勢、患者や難民に寄り添つた活動に取り組んで
いることなどです。是非、今年の夏の課題図書としてみてください。

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       夏の活動の案内
8/8(日) 植物調査          8:45 青梅駅 9:00 馬引き沢入り口集合
   6年目のエコセメント工場真上の尾根道沿いの5mx5mの20マスのコデラート法による樹木と林床
   の継続調査
* 多くの方のご協力を必要とします。ご都合の良い方はぜひご参加を。
* 午前に終了予定です。水筒などをご持参ください。

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