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2010/12/23(木)
2010年 秋の活動報告
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2010年 秋の活動報告 <調査活動>
・ 植物調査 10/24 参加者 5名
エコセメント工場隣接(直線距離約50m前後)の尾根道の植物実態調査 フェンス外側のモミの大木2本の枝枯れ、枝落ち、葉の黄ばみが目立つ。モミ(樹高約7m)の立ち枯 れ、ホウの葉落ちと上部枯れ。フェンス内側のスギとヒノキの荒れが目立つ(約12/30本)特にスギ の樹頂の枯れが多い。 *フェンスは、二ツ塚処分場とその中にあるエコセメント工場敷地への侵入を防ぐ為に二重なつている。 上記は外側のフェンスで、敷地と尾根道の境にある。 皮肉なことに数年前に組合が付けたこの地点のモミの樹木名標札には「大気の汚染に弱い」と表示 されている。
・ 一斉水質調査 11/6 参加者 23名
年に一度の四回目の谷戸沢処分場と二ツ塚処分場周辺の沢などの水質調査。 今回は日の出町中西宅内の「竹林舎」を会場としたので、前日に青梅市側の馬引き沢と清見沢 源流6ポイントの滲出水の採水を行う。当日は、日の出町側4ポイントの採水を手分けして行 い現地で電気伝導度測定、竹林舎にてパックテストで塩化物イオン・PH・CODの測定を行う。 測定後、瀬戸先生より組合の地下水調査井戸のデータなどから見ると「じっくりであるが確実に 水質汚染が日の出町側に下がっている」との話を聞く。 尚、採水した10ポイントの内6ポイントは専門機関へ委託し**の分析を依頼する。 *詳しいデータと参加者の感想は別紙を参照してください。
<現地見学・説明会> 10/14 参加者 8名
私たちの活動を継続的に助成してくれている「パタゴニア」渋谷店などの社員の方たちに現地案内と 「竹林舎」での説明・交流会を行う。 八丈島や彩の国の問題とも関わっている方も参加してくれる。
<広報活動> 「パタゴニア」渋谷店での活動
・ 9/16 VYCの活動取り組みに向けて社員への日の出問題の学習・広報 *VYC(Voice Your Choice)パタゴニアの国内12支店で10月に店舗を訪れる顧客から各店舗 推薦の環境市民団体2団体の中からどちらかを選択投票してもらい20万円と15万円を助成 する活動 投票期間中は団体のパンフやパネルを転倒に展示、社員が説明
・10/16,17 「パタゴニア」渋谷店の店頭での来店者や通行人へのブースで、 処分場周辺ジオラマとパネル展示、二ツ塚処分場調整池下の水(電気伝導度500μs/cm 前後) と平井川源流(70μs/cm前後)の電気伝導度測定の体験を行う。両日で500名以上の方が 訪ねてくれる。
・11/11 VYC結果発表会(229ポイントで20万円助成確定) 店の前を流れていた(現在は暗渠となっている)渋谷川と玉川上水と多摩川の繋がりを江戸時代 まで逆上り説明し、「川と流域を守る」パタゴニアの助成テーマが今も昔も連続していることを発表 する。
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