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2010/12/27(月)
第27回市民環境問題講演会
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第27回市民環境問題講演会 なぜこの国はごみを燃やすのか ―ごみ焼却の裏と表―
日の出町の東洋一と言われる巨大な谷戸沢処分場は、1984年開場され、東京都三多摩地区の人々の生活から排出されたゴミで埋め立てられ14年間で満杯となった。その後、隣にまたも巨大な二ツ塚処分場を作り埋め立てを行っている。また、場内には、凄まじいスピードでゴミが処分場を埋め立ていくことへの対策「処分場の延命」として、埋め立てていたゴミ焼却灰をセメント化する「エコセメント」工場が2006年より稼動している。 この間の約25年、地元住民・三多摩市民・様々な分野の専門家が日の出町処分場の環境汚染や住民の健康被害に対して行政などに働きかけてきたが解決の糸口すら見えてこない。 そこには「ゴミは燃して埋める」というこの国のゴミ処理政策が大きな障壁となっている。
ゴミ焼却の危険性、そこに潜む「政・官・業・学」の利権と癒着の構造などを講師から学び、ゴミ焼却の壁を打ち破っていく私たちの取り組みや行動を探していきましょう。
講師 山本 節子 さん 行政ウオッチャ、調査報道ジャーナリスト。実際の環境保護活動をベースに、 公共事業や環境問題の実態を取材し、政策を変える取り組みをしている。 著書「ごみを燃やす社会」「ごみ処理広域化計画」「西武王国 鎌倉」など
「重金属は特に、最も地面近くで生活する人類ー子供たちーを直撃します。遊びを通じて子供の 体内に簡単に入り込んだ重金属は、その神経系統を狂わせて彼らの健康をむしばんでゆくのです。 子供たちはあらゆる面で、ごみ焼却の最大の被害者です。」 著書「ごみを燃やす社会」より
日時 2011年2月27日(日) 2時〜5時 会場 青梅市福祉センター JR青梅線 東青梅駅徒歩5分 資料代 300円
共催 日の出の森を支える会、たまあじさいの会、日の出の森・水・命の会 青梅の水とごみを考える会、STOPエコセメント市民の会 連絡先 大沢042-523-7297 濱田0428-23-6621 雨宮042-597-4960 <高木仁三郎市民科学基金・パタゴニア助成活動>
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