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2008/07/17(木)
若者たちの感性は素晴らしい!
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若者たちの感性は素晴らしい! 東京学芸大学 自然地理学概説 出前講座 2008.7.11(金)参加学生約130名 緑豊かな学芸大学のキャンパスで、8:50よりパワーポイントを使い中西が日本のゴミ問題の現実や日の出町で起きている汚染の実態、若い学生に未来を背負う生活者としての問題意識などを約60分、聴講学生約130名に話しかけました。 講義後の感想では、すばらしい内容のものが多数あり、学生たちの意識の高さに驚きました。自分達の出すごみの汚染の問題や日本に世界の七割約1700のごみ焼却炉があることに多くの学生が驚いていました。学生のみずみずしい感性の素晴らしさ、真実を知らせる、知ることの大切さを再認識しました。 <学生の感想より> ・ 日本が世界に占める焼却炉の割合が7割をも占めているというのはとても驚きました。 日本は一般的には「先進国」とされているが環境問題や自然に対する意識についてはまだまだ「後進国」なんだと思った。この授業でも何度かフィールドワークに行っているが、あまり興味のない分野だったので、ただ受動的になっていた。しかし、今回のお話の中で「実際の場に行って五感で自然を感じる」という言葉が何だか胸に響いた。毎日をせかせかと慌しく過ごす中で、私は五感も鈍感にしてしまっていたんだなと気付いた。次に参加する機会があれば、何だか違うものが発見できる気がする。 ・ 私は、立川市に住んでいます。立川市ではゴミの最終処分を行わず、日の出町の最終処分場に行くことは知っていましたし、環境汚染等の複雑な問題があることも頭の中では知っていました。しかし、実際にゴミ処分場の様子を目で見たり、そのことについて積極的に考えていこうとまではしていませんでした。今回、お話して下さった「たまあじさいの会」の方々も、はじめの内は処分場と環境汚染の問題が関連しているとは思っていなかったと話してくれたように思いますが、思わぬことにふと興味関心が沸いた時に、それを忘れないようにすることが大切なのではないかと感じました。自分に関わっている問題だと認識するまでに時間がかかるかもしれませんが、考えることをやめてはいけないと思いました。 ・ 世界のゴミ焼却炉の70%ガ日本にあるというのは、本当に驚きました。ゴミ事情は、私が思っているよりもものすごく切迫している。事実を知ることは、とても怖いと思った。事実を知ったところで、私に何ができるのかと考えると、ちょっと辛い。今の生活を変えることがキーポイントになるのだろう。人の命を奪うような生活を享受していると考えると、今の生活を変えなければならないと思った。 フランスで暮らしていたときは、ティ ッシュペーパーは殆ど使わなかった。 日本では、駅前で、無料で配っている。 ティッシュは石油を使ってできているし、結局はゴミになる。人間はティッ シュなしでも生きていけると思うの で、そういう小さなところから生活 を改善していきたいと思う。 また、マスメディアなどからの情報と 事実の相違に気をつけていこうと 思った。
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