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2008/02/03(日) 大寒の中の水生昆虫調査
大寒の中の水生昆虫調査   1月20日(日)
冬の水生昆虫調査も3回目、今年は大寒の中、5名で実施しました。
午前9時青梅市の馬引き沢入り口に集合し、まず馬引き沢の調査を開始しました。
<馬引き沢>
気温は−2℃、水温は0.2℃、電気伝導度は141μs/cm、流れの淀んでいる所には薄氷が張っています。このあたり一帯は、夏でもひんやりとする空気が漂っており、辺りの樹勢の弱い樹木にはキヨスミイトゴケの付着が目立つ所です。本沢の外に左右からの枝沢が合流しており冷気が集まるのでしょうか。
<谷古入沢>*二ツ塚処分場調整池直下
気温1.5℃水温2.4℃電気伝導度597μs/cm、処分場ができる前は、豊かに水が流れていた沢です。調査地点の少し下流の水は伏流しており表流水は見られません。
  ここは、電気伝導度が高い数値を示し、水生昆虫はほとんど見られない状態です。処分場の影響を最も強く受けていると思われる沢です。
<平井川魚園上>
  気温3.4℃、水温2.4℃、電気伝導度212μs/cm、処分場の直接的な影響を受けないバックグランドとして調査している地点です。
  水量も多く、多様な水生昆虫が数多く観察できる地点です。しかし、最近は最上流のつるつる温泉の排水の影響が出始めているのではないかと懸念しています。
<平井川・玉の内川合流点>
  気温6.5℃、水温1.7℃、電気伝導(合流点263μs/cm、玉の内川459μs/cm)
平井川と玉の内川の合流点の少し下流です。この日、合流地点での水量比は目測で10:1ぐらいです。この地点は、限られた種類の水生昆虫が多数観察できるところです。合流前の玉の内川の電気伝導度は、合流後かなり薄められているようです。

今回の調査には、魚園と合流点の調査には、長年、水生昆虫の調査研究に取り組んでおられるあきる野市在住の宮下先生が参加してくれました。採集の方法、採集道具、記録・保存の仕方などを教えていただきました。
又、今回採集したものを持ち帰り、種と個体数を顕微鏡で確認し同定してくれることになりました。


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