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2008/01/13(日)
冬の活動のお知らせパート1
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市民による環境調査「たまあじさいの会」 冬 の 活 動 の お 知 ら せ 2007.12.25 「偽」という文字でこの一年の世相が表されるとはどんな国なのでしょうか。 民・官ともども、何が企業として人間として大切なことなのかが見失われた社会の行く末を予測できる年のように思います。私たちの会でも、水質や土壌の専門機関でなければ不可能な成分分析を計画して、いくつかの民間機関に打診しました。しかし、こちらの団体名と依頼の内容と目的を話すとほとんどが断ってきました。処分組合の調査を全面的に請け負っているパシィフィックコンサルタントのように、行政に都合の良い調査、行政の顔色を伺い調査する大きな「偽」があらゆるところに蔓延しているようです。この国の人材、資金、研究でもまだ民の力の未成熟を痛感しました。 市民による監視・調査活動は公害発生の確実な抑止力になります。是非皆様の協力を。
<冬の活動案内> 12/14(金) 処分場周辺滲出水分析用採水 9時馬引き沢集合 17(月) 野鳥調査 9時馬引き沢集合 1/20(日) 水生昆虫調査 9時馬引き沢集合 28(月) 野鳥調査 9時馬引き沢集合 2/ 3(土) 市民環境問題講演会 10時青梅市民会館 9(土) 植物調査 9時馬引き沢集合 18(月) 野鳥調査 9時馬引き沢集合 *天候などにより変更もありますので参加希望者は事前にご連絡下さい。 <是非ご参加を> 別紙のお知らせのように、第20回市民環境問題講演会を行います。 今回は、日々日本の社会・教育・環境の厳しい状況の中で、未来を担う若者の育成に苦闘しておられる自由の森学園中学校長 塩瀬治氏を講師にお招きして、厳しい現実の中からどんな取り組みをしておられるのか、また講師が精通しておられるドイツとの比較なども話していただけます。 私たちのこの時代を、より良い未来に繋げるために、私たちの責任を考えてみましょう。
<本の推薦> 地球温暖化と気候変動 横山裕道著(元毎日新聞論説委員、淑徳大学教授)七つ森書館 1800円+税 歴史的な気候変動の変遷、これからの予測、私たちの生活と気候変動との関連、この危機的な状況を避けられるのかなどがとても分かり易く書かれています。 様々な環境国際会議などで米国に追従し、「環境後進国」「化石エネルギー重視国」などと揶揄されるこの国ですが、現在の私たちが未来に対して背負っている責任や役割などを考えさせられます。 出版元の七つ森書館は、なかなか一般書販店では馴染みがないですが、高木仁三郎の市民の立場から社会や自然の問題を世に問いかけていこうという姿勢の基に、孤軍奮闘している出版社です。 私たち市民が育てていく出版社の一つかと思います。
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