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2005/01/28(金)
はい、そういうわけでですね
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とうとう出てしまいました。メモオフ・アフターレイン。 ヤバイ、ヤバ過ぎる。まだ作ってるのに出てるww これはまだ体験したことなかった感覚だなぁ…。
さて今日はちょっと音楽について語ろうか。 むかーし、ラルクとかグレイが毎月シングル発売!とか アルバム3枚同時リリース!! とかやって消費社会の犠牲者になっていた頃がある。 挙句ラジオの電リク番組とかで「最近ラルク全然新曲出さないから他のアーティストに浮気しちゃうよ」 とか女子高生から葉書きたりしてさ。直前に出たシングルからまだ3ヶ月も経ってませんでしたからーっ!! もうあんぐりでしたね。
その時代、活動休止1年→復帰後1年で解散、とかなるグループ も後を絶たなかった頃があって。 才能と作ることへの興味を失うのを恐れて一気にシングル制作 間隔を広げた人たちもいたなぁ…。ミスチルとかね。 だって「深海」とかの詩の内容ヤバイでしょ。 レコード会社との契約期間である2年間でギリギリ1枚くらいしか出さなくなった人もいたっけ。
そして何が起こったか?! 記憶に新しいであろう「ベストアルバム全盛期」ですよ。 皆喜んだね。「シングルコレクション?!デビューからシングル全部入ってるんだぁ。お得ね!」てね。 俺、一番大好きな今は亡きバンド。ベストアルバム3回出てますから。2枚、3枚、1枚でね。 移籍とか引退後とかにね。最初のと最後の買いましたよw 好きだからね。
でも毎年ベストアルバム出せないよね。だって新曲出てないもん。新人の発掘も大慌てさ。 いい曲は書くけど人生経験ない分、詩が弱かったりね。 大物プロデューサーのヘビーローテーションで皆同じような曲になっちゃったりしてね…。
で現在。CDが売れないのは違法コピーのせいだって。違うっしょ。 俺欲しいのは皆買ってるもん。レンタル屋すらいかないもん。
大量消費社会=文化の極み、ではあるよね。 日本もいずれ「過去栄えた国」になっていくでしょう。 そもそも日本は文化に資金投入を拒む傾向がある。 形がないものだからね。形のないものに金が出せるか! から始まって金になるから使ってやるに推移していくんだ。 現物主義・偶像崇拝から来てる風土性なんだろうね。
で消えちゃったアーティスト達は何してるだろう。 少なくとも俺が愛した数バンドのメンバーはその後も音楽やってる人達が大半。 当然応援するよ、私は。 若い頃ホントに大事な曲をくれたから…。 見捨てない、とかはおこがましいね。 多分自分も歳を取ってるし、今度は自分の歳相応のメッセージをくれるって信じてるしね。 で、こう考える消費者がここに一人でもいる理由は、 若き日の彼らはしっかりとしたものを残してきたからなんだ。
自分もそういう人になりたい、と心に誓う誕生日に切り替わった深夜なのであった。
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