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2008/05/19(月)
小難しい話
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こんなお話があります。
「時計が2つあります。 そのうちのひとつは全く動かない時計。 もうひとつは、1分に1秒ずつ遅れていく時計。 全く動かない時計は1日に2回、正確な時間を指す。 遅れて動く時計は正確な時間を示す事はない。 はたして、どちらの時計に価値があるのだろう」
こんなコトを日々悩んでるオレは中世の哲学者みたいですねw
ちなみに、オレが今一番正解かな〜?と思ってるのは、その2つのどちらでもなく「まァ、自分の腹時計を信じとくかw」みたいな答えなのですが★
最近の悩みに「フォーカシング精度の不満」がありまして、元々人物撮影をタテイチで行う時は、一番近いフォーカスポイントを目に合わせて撮ってたのですが、それがどうも当たらないコトが多いような。 元々、ローカルは精度が怪しい上に、絞りも開け気味なコトが多いので、同じカットで数枚撮り、それを全て合焦し直して撮ってるのですが、それでもなんとなく甘い。
一番精度に信頼がおけるのがセンターのポイントなのですが、センターでフォーカスを合わせると、フォーカスロック後、再フレーミングの際、かなり動かすコトになりまして、コサイン誤差やカメラブレ的な距離誤差が出る可能性がかなり高いです。 特に広角レンズの場合のコサイン誤差や、絞り開放付近での距離誤差は影響がかなり出ます。
もっとも良いのは、一番アナクロではありますが、マニュアルフォーカシングを実行するべきなのですが、Canonのファインダーはマニュアルフォーカスが正確にできる程のクオリティではなく、オレの視力も怪しいですから現状では無理です。
こんなコトを考えていると、冒頭の様なコトを考えてしまうワケです。 最初からアテにならない、実際に正しくてもそれが正しいかどうかわからないモノを信じるか、正しいものからズレてるのを承知して、そのズレを自分の中で修正して信じるか、それか自分で全てを行うか。
まずは被写界深度とコサイン誤差を再度勉強し直そうと思ってます。
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