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2005/08/19(金)
「電車男」作品小論
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仕事で各務ヶ原に行きました。 ロフトの上での作業とかすんげー暑くて死にそうでした〜。 難しい仕事でしたが、完成できて良かったです。
昨日見た「電車男」ですげー気になってるセリフがありまして、 何度も思い出しては考え込んでいました。 そのセリフってのは、青山さんのお母さんが青山さんに「明日は誕生日だね、彼とは会うの?」って話をしたら、 青山さんは「果歩(佐藤江梨子)達がパーティしてくれるの。それに彼氏という訳ではない。」って答えるのですが、 それを聞いたお母さんは、がっかりした様子で「そっか、それで最近キラキラしてないんだ。」って言うのです。
そのお母さんのセリフがすごい印象的でして、ずっと引っ掛かってました。 演出的にも、この回はずっと青山さんはあまり笑わないんですよね。 表情も精彩を欠いてるような、抑えたような雰囲気がずっとあって、 当然先週からの続きなので、落ち込み気味なのは自然だと思うのですが、 それは実は色んな気持ちが混乱しているコトに起因していて、 それがお母さんのセリフで気持ちの方向性がハッキリするワケなのです。 脚本がとても秀逸な運びをしてると思うのですが、それよりもお母さんの在り方に大きさを感じます。 あー恋愛に関しては、やっぱ先輩なんだナって思わせる辺り、嬉しいじゃないですか。 お母さんのセリフで、青山さんは自分の気持ちを誤魔化してるってコトにはっきり気がついたんだろうなーって思います。 その後の展開は、踏み出せない青山さんを陣釜さんや図らずも桜井さんが背中を押すってコトになるワケです。
さて、そのお母さんのセリフの意味を思うと、それって実際にある話だと思うんですよね。 恋したら女の子は綺麗になるって言いますし。 フィジカルな面でも女性ホルモンが分泌されて、より一層女性らしくなるとも言われてますが、 メンタルな面がやはり大きいですよね。 良い恋愛をしてるとか、素敵な人を好きになってる子って良く笑ってるような印象があるんだけど、どうなんでしょう? 雰囲気が柔らかくなったというか、表情や言葉遣いがきらめいてるような印象を受けたりとか。 だからオレは、お母さんの言う「きらきらしてない」ってのに、すごく共感できるんです。 女の子は、やっぱり恋愛をしてた方が良いとオレは思います! 男だって、好きな子や彼女が出来ると、 「仕事がんばろう」とか「貯金しよう」とか「部屋片付けて、生活を改めよう」とか思いますもん!
・・・そう考えてくと、オタクの方々はそーゆー意味ではダメかも。 元々は綺麗だったり可愛かったりカッコ良かったとしても、 架空の世界に気持ちが入り過ぎちゃってたら、 自分自身を輝かせるような内面からのキラメキってのが期待できないですから。
皆さん、良い恋愛をしましょうよ〜(^^)/
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