ツアー日記 tour report
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2003/07/20(日) 福光町ねつ送り七夕祭ライブ2
「いえーい、福光町のみなさん、お元気ですかー!」
「Xジャパンのトシでーす!」
・・・いつからトシになったんや!トシの出番は明後日やないか。
「いえーい!福光町ばんざーい!、ねつ送り七夕祭ばんざーい!福光商店街ばんざーい!ステージの隣のイケダスポーツばんざーい!ほんで俺達もばんざーい!わしが、わしがエックスのトシさまでーす!」
・・・どこまでやるんや、このお祭り男。
何が何やらようわからんけどもう大爆笑や。おばちゃんにおひねりまでもらって俺達もう有頂天。
まわりも暗くなってちょうちんの明かりが雰囲気を盛り上げる。浴衣姿のお姉ちゃん達が妙に色っぽい。こら!とよだ、どこ見て演奏しとんのや!

俺達のステージが終わり、くつろいでいると、商店街の人に声かけられた。
「よかったよ、ちょっと飲みにおいで、来年も必ずおいでや、応援するからな」
・・・連れて行かれたバドワイザーの会場で、のめのめ攻撃。
イケダスポーツさん、仏壇屋民謡歌手、洗濯屋のけんちゃん、みんな上機嫌でいろんな話をしてくれる。おまけに会場に俺達のCDの曲まで流れ出した。でも実はずっとバドガールに気をとられてる二人、もう目もうつろ。

「な、なんやあの胸の谷間はΣ(゜ロ゜;)・・・」
・・・ぼよよん((   )(  ))♪
「だ、だいなまいとぼでぃじゃ(*´3`*)・・・」
・・・とよだはポカンと口を開けている
「ぱ、ぱんつはいとんのやろか・・・ホワァ〜ン( ̄▽ ̄*)。。oO{自主規制・・・}」
・・・知るか、聞いてみ?
「わ、わしらには目の毒じゃ( ̄¬ ̄*)ジュル・・・」
・・・さっきからずっと見倒してるやないか。

そろそろ祭の初日も終わり商店街も片付け始めた。
でもいろんな人がビールやつまみを持ってきてくれ、声をかけてくれる。
ほんとに人情味のある平和な町や。

その後、最後まで打ち上げに付き合ってくれたスタッフのみんな、
俺達をわざわざ呼んでくれた河村くん、
お土産まで頂いた福光町の商店街のみなさん、
本当にありがとうございました。
来年も絶対呼んでくださいね。呼ばれなくてもいきます。
ほんとに夏の楽しいひと時をありがとう。

福光町ばんざい!

2003/07/19(土) 福光町ねつ送り七夕祭ライブ1
「今日は富山じゃ、わくわくするな、たがみちゃん、ええっと忘れもんないな、ぼんぼんベッドに浮き輪にビーチサンダルと」 

何しに行くんや、まったくもう。それにしてもこんな朝早くから出発せんでもええやろ?まだ7時やど。

今回は名神から北陸道を通り、現地へ向かう。準備はOK、いざ、福光町へ。
車は快調に名神を飛ばす。連休初日なのに幸いまだ車は少ない。ええ感じや。

「よし、朝一発目の曲はこれだ!BORN TO BE WILD、一緒に歌おうぜ!」
♪いつものように〜飛ばすぜハイウエイ! いえい、いえい!

なんだ朝からこのテンションの高さは?まあええか、俺もやっと目が覚めてきた。ありゃ?だんだんスピードが落ちてきた。でたー、渋滞15キロ、まだましなほうか。
まあのんびり行こう、天気ももちそうや。車は滋賀、福井を抜けて石川へ。尼御前で小休止。
なんとまあ景色のええとこやな。もうすっかり夏や、とんぼもいっぱい飛んどるわ、あれ、あいつは?・・・また棒切れもって、とんぼ追いかけとるし。

「尼午前ってこの銅像の人か?何した人やろ」 
・・・そこに書いてあるやろが。
「ええっとなんか知らんけど、ここから身を投げたゆうて書いてあるで」
・・・ちゃんと漢字読めよ。
「義経って書いてあるけど、あの弁慶のか?」
・・・よう知っとるやないか。
「義経って弁慶の事か」
・・・な、なに??ちゃうやろ!
「ほんなら弁慶が牛若丸?」
・・・おまえ京都出身やろ、マジかよ。
「俺は歴史の事は広く浅くしか知らんからなあ」
・・・全然広くも浅くもありません!

尼御前をすぎると安宅の看板が見えてきた。
「なるほど、ここが安宅の関か、あの勧進帳の」
「なんや勧進帳って?」
「だから、義経と弁慶の」
・・・言うても無駄か。
「知っとる、知っとる、あの勧進帳やろ、ほんで勧進帳ってどのへんにある町や?」
・・・ほらね。

「うおぉぉ海じゃ海じゃ!海じゃ!」
「いやっほーい!日本海じゃあ!泳ごうぜ、車をとめろー!」
「おう、ハイウエイオアシスゆうて書いてあるど。ここから海に降りれるんとちゃうか?」
「なんでもええから早う行こうで」

車をおいて、海へ向かって裸で砂浜を走った。
「うおぉぉぉ、日本海じゃぁ!」
「どおりゃぁぁ、かかってこーい!」ばしゃばしゃばしゃ、ざぶーん。

まわりの若いカップルが何事かと俺達を見てる。
「たがみちゃん、もぐるど、勝負や」
「おう、どっちが深くもぐれるかや、いくぞ、せえの、おりゃあ」
・・・??なんじゃ、むちゃ浅いやんけ、砂に頭が突き刺さるとこやった。こりゃあずっと遠浅やど。とよだはどうした?
「ちきしょう、こうなりゃバタフライじゃ、クロールじゃ」
・・・あいつもう沖までいって、なんか叫んどる。もうそのまま帰ってくるなよ!

しばらくすると、とよだが腕を組んで海に立ち尽くしている。目を閉じてなんか感動に浸ってるみたいや。
「どうしたんや、淳ちゃんらしくないで」
「おう、今、おしっこしてんねん」
・・・!!!だあぁー!早う言えよ。退避、退避。10メートル以内に入ってくるな!

ところで俺達、今日ライブしに来たんやろ?いったい何してんねん、まだ先は長いのに。

金沢を抜けて静かな山間の道を走り福光町へ。ええ感じや、山の中の静かな町や。
ちょいと町をはずれて小さい神社で休憩。小川のせせらぎと田んぼの稲を吹きぬける風の音。とんびの鳴き声。機械の音が一切ない。自然の音だけや。・・・・じょろじょろじょろじょろ・・・

「な、なにしとんや!どこでしょんべんしとんのや!絶対罰あたるど!」
「なんか田舎に帰ったみたいでな」
・・・うん、わからんでもない。
「よし、気持ちええからギター出して練習しようで」
・・・そやな、せっかくこんな気持ちのええ場所にきたんやしな。
「うりゃぁぁ、いくぞ、いえーい!」
・・・ありゃ、田んぼのおばあちゃん達が何事かとこっちを見てる。ごめんね。

4時に福光町の商店街へ。もう町は七夕祭の準備で追われている。
「すごいな、これ、このすだれ、何メートルあるんや?」
・・・すだれじゃなくて、七夕飾りやろ。
「ちょっと探索しようで、こりゃまた町をあげての大きな祭りやな」
「うおー、あの水上ステージ見てみ、でっかい和太鼓やな、すごい照明やな、わしらもあそこでやるんかな?」
「やるわけないやろ、あそこでやっても誰が誰やらわかれへんで」

俺達のステージは商店街に作られた特設ステージ。
「これこれ、こんなんが俺達には最高よ、ええっと高さがこれくらいやから、いすの上からステージの下まで飛びおりても大丈夫やな」
・・・下まで飛ぶんかよ!だんだん絶好調になってきてる。そしてさあ本番。


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