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2003/03/12(水)
バナナホール
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いやぁここでやんのん何年ぶりやろ? 感慨深げにバナナに向かった。でも2時入りって早すぎんか?そういや前出てたときも、いつもそうやったなぁ。まだあの頃のスタッフおんのかなぁ。
久しぶりの重いドアを押して中に入った。あれっ、誰もおらんやないか、確か2時入りのはずやで。30分後とよだがやってきた。 「ごめんごめん、ちょっと遅れたわ」 「いや誰も来てないで、間違いないよなこの時間で、確認したよな」 「その辺も全然変わってないな、ここ、ほんで来とんのは俺らだけかよ、一番おっさんが一番真面目やないか、入り時間に遅れるとは、若いやつらはなっとらんのう」(君は人のこといえません) 「きのう指、機械にはさみかけてな、もう少しでつぶれるとこやった」見るととよだの小指が腫れ上がっている。 「大丈夫か?そんなんでギター弾けるんか?」 「おう、だいじょうぶや、まかせとけ、そのかわりビールおごってな」 はぁ?君の不注意で君が怪我をして、そして僕が君にビールをおごる。これってまともな会話なんやろうか?
「酒飲んだら腫れた指うずくど」 「呑んだらこんなんすぐ忘れるって、わしのうずくのは股間だけじゃ、がははは」 勝手にうずいとけ!
最初はお客さんもちらほらだったが、俺たちが出る頃にはほぼ満席。RYOEIは、ちょっと可哀相やったな、トップやったからな。いつものファッションショーを終えたとよだは、楽屋の中を入ったりきたり熊のように、ずっとうろつきまわっている。 そうかと思えば差し入れに貰ったクッキーを一人で箱ごと抱えてバリバリ食べている。そしていよいよ本番。
ええ緊張感。なつかしいなぁ、ここの、この照明、この音、しかもオペは前やってたときにいつもオペしてくれてたイワイ君やし、俺らのこともよく分かってくれてる。さあいくぞ!一発ぶちかましに。
「またせたな〜!がははは。一曲目は風に向かって走れだ!走り出した俺たちを、止めれるもんなら止めてみろー!」 よっしゃ、がんがんにいこうぜ。 「いえーい!どうだ!」 今日はばっちりや。 「これでもか!うおりゃぁぁ!」 おう、ええ感じやど。盛り上がってきた。 「よっしゃぁ、とことんいったらー!」 アコギでここまでやってもええのん? ええにきまっとるやんけ!かかってきなさい! ラストの曲の最後、とよだは舞台を飛び降りてお客のテーブルの上で暴れている。あいつ指だいじょうぶなんか?さすが動物は回復力が早いのう。
とにかくやってる本人たちが一番盛り上がったライブでした。 見に来てくれたみなさん、楽しんでいただけましたでしょうか?ほんとにありがとうございました。 これからもこの二人の大馬鹿野郎を応援しに来てください。
とよだは還暦になってもみなさんの前でアロハ着てジャンプをしてやるって豪語してました。きっと俺も還暦になってもこの髪形で叫んでると思います。ある意味ではカッコええと思うんやけど、みなさんはどう思われますか?
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