|
2004/10/09(土)
考えて…
|
|
|
『人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない。なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである。』
上記は、大崎善生氏の小説『パイロットフィッシュ』の冒頭部分での言葉である。この文章を読んで「なるほどね…」と納得してしまう私…最近は特にそう思うかもしれない。
巡り合った人…巡り合えて良かった…でも、こんなに悲しい気持ちになるのなら、やはり巡り合ってしまったのは人生の失敗だったのか?とか色々な事について考えてしまうのでありました。思い出の中にも、消えるのならいっそのこと消し去ってしまいたい…そんなものもある。でも、それができないのが人間ってやつなのかも…ね。
|
|
|