気が向けば書く、いい加減日記なのだ〜(爆)
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最新の絵日記ダイジェスト
2008/12/01 ありがとうございました。
2008/03/07 レッスンステージ前夜
2007/11/27 公演を終えて
2007/11/21 最終稽古
2007/11/19 あと、残すところ稽古一回だ!

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2006/09/09(土) 生みの苦しみ
今日も稽古であった。
俺様演出なので、なんとかこう表現したいという形や
観客の心が自然に芝居にはいってこれるような形をつくるためにどうしてもダメ出しの雨あられとなってしまう・・・・

特に今回劇団本公演初舞台となるsさんに対しては
彼女が今まで経験したことのないレベルのことを
求めざるをえない故、彼女にしたら辛い稽古の連続かもしれない・・・だけども、彼女の憧れであった演劇に対する想いが
彼女にとっては辛いかもしれないダメ出しにも
心折れることなく必死でついてきてくれる姿に
ある意味俺様は心強く感じている。

演出と役者・・・初日をむかえるまではまさに真剣勝負
なので、妥協などできないのである。
また、俺様自身も主役の老人を演じるので
これまた、自分自身をいかに客観的に見、作り上げることの
難しさを感じながらの稽古である。

仕草・視線・セリフの表現・相手役との間合い・・・
動き・立ち位地・・・・etc・・・
演出も役者も感情のままにふるまっているだけでは
ダメなのはいうまでもない・・・
また、舞台セットや衣装、小道具、照明、音響にいたるまで
それなりにそれぞれが計算し最大限の効果をねらい、
演出の指し示す方向を見、
感じてもらいたいことを少しでも感じてもらえるよう
働かなければならないのである。

なんて、ウンチクをいくらかましても
実際にむかえる舞台が全ての俺様達の答えと結果なのである。
とにかく、いつものことではあるけれど、稽古が始まってすぐ
の段階ではまだまで足りないものだらけなのである。
とにかく、一歩一歩山を登るように問題の山をのりこえていくしか俺達には術はないのである。

しかし、必ずやり遂げてやるという“心意気”“心情溢るるものを・・・”俺達劇団ふぉるむの目指すものはいつも変わりない
のだ。

2006/09/07(木) 考えててみたら初体験!!
なんだか、今回は演出だからなのかもしれないが
稽古中役者達にああだこうだとダメ出しするので
一番しゃべりまっくっている俺様である・・・

なので、稽古が終わるといつも喉カラカラで・・
ビールがおれさまをよんでいるのである。
で、今日も川並氏を誘い飲みにいこうかと誘ったら、
なんでも、明日健康診断で絶食中だと断られたので
仕方ない・・真面目に帰ろうと肩を落としていたら、
真砂姉が「今日なら私、つきあえるわよん〜」と
セクシーにお声をおかけになってくださった。!

で、真砂姉貴と二人っきりでなじみの“かめかめ”(お好み焼き屋)に飲みにいったのである。
考えてみると劇団ふぉるむで姉貴とであって18年、
二人っきりで飲むのは初体験である。
おぉ〜これは、甘く危険な香りが漂うのか・・・
なんて、ことがおこるはずもなく、音響担当でもある
真砂姉貴と飲みながらこのシーンはこんな音楽がいいとか、
今回の芝居について色々な意見を交換したり、
いわゆる演劇論みたいな話をしたりと
全く色気のない男前な酒をくみかわしたのであった。(笑)

というか、演出ですくなからずストレスを感じている俺様を
元気づける為に酒に付き合ってくれた真砂姉貴の優しさで
あったのであろう。持つべきものは先輩であると思う
今日この頃でありました。!!

なかなか、手強い芝居ではあるけれど
ますます、力がみなぎるおもいである。
つうか、特に研究生達は心折れずに俺様についてきてね!!

2006/09/03(日) 忙しき日々のはじまり・・・
今日は午前中17くらぶの部活動と
午後からは、チラシ&チケットの印刷用データーを
完成させなければならず、13時から18時過ぎまで
液晶画面とにらめっこであった・・・

めちゃくちゃ目が疲れたのである。
だが、何とか満足行くものが作れたので良かった。

さて、来週からは俺様も舞台セット作りに取り掛かることが
できる。
すでに、今日からくずわ氏をはじめ大道具部は小林代表と共に
倉庫の整理と舞台セットの制作に取り掛かっているのである。

なにしろ、夏公演と比べるとおよそ1ヵ月準備期間が短いので
最初からとばさなければならないのだ。
とにかく公演までがんばるぞ〜

2006/09/02(土) いよいよ・・・・
いよいよ今日から9月にはいっての稽古である。
つまり、公演に向けて本格的に火木土の稽古、日祝作業
というスケジュールで公演まですすんでいくのである。
当然のことながらそれ以外の曜日も公演に向けて
各自それぞれ制作や大道具小道具衣装など作業もあるのである。

今日は二回目の本読み稽古であったのだが、
一回目の稽古は、みんなの役や芝居に対するイメージを
見るためダメ出しもほとんどすることなく
見させてもらったが、今日からはお客様に観賞してもらうに
当たって満足してもらえるものを作り上げる為に
戦いの日々のはじまりである。

演出担当である俺様ではあるけれど、
その俺様自身も役者として重要な役どころを演じるので
他の役者達にダメ出しを出す以上に
自分に対してもどれだけ客観的な目を持てるかというのも
大きな課題である。

とにかく、みんな心折れずに戦い抜いて
初日をむかえたいとおもっている。

誰もが生まれ生きていく時の流れの中で
考えたことがある、自分の人生や自分という存在について
共感や共鳴、あるいは勇気のようなものを伝えられたら・・・
と思うのである。

夏公演の「見果てぬ夢」にしても
末期の癌という絶望的な状況にある西岡をとおして
それでも、生きることに希望をすてず、
愛する妻やこれから生まれてくる子供のことをおもい
生き延びる為の戦いに向かう力を持とうとする。

また、回復の見込みの少ない重度の糖尿病の郷田に
希望を捨てないことの重要性を訴える医師の心からの
想いをうけて、もう一度がんばろうとする郷田の
心の変化・・・・
俺達劇団ふぉるむはいつもどこか
希望や生きること生きていること、自分が存在することの
尊さを感じてもらえる舞台を作りたいのである。


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