気が向けば書く、いい加減日記なのだ〜(爆)
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最新の絵日記ダイジェスト
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2006/08/29(火) 初稽古
ついに初稽古であった。
いつものごとく、演出として自分が持っているイメージと
のギャップを感じたのである。
しかし、ここから俺達の心意気で戦い抜き
お客様にお見せすることが出来る芝居を作り上げていく
作業がはじまるのだ。

前に立ちはだかる壁が困難であればあるほど
闘志も湧くというものだ!!

稽古が終わり、その熱いハートを少し冷やさないと
寝つきが悪いので、いつものように川並氏、中井嬢を誘い
魚民で軽く一杯ひっかけて帰ることにした。
が・・・いつものごとく軽くのつもりが、気がつけば
12時前になってしまったのであった。

ということで、次回、劇団ふぉるむ秋公演「ラ・ヴィータ」もご期待ください!!

2006/08/28(月) 秋公演にむけて・・・
いよいよ明日より、秋公演「ラ・ヴィータ」作/高泉淳子
に向けて稽古が始まる。

ラ・ヴィータ、イタリア語で人生・・・・
まだまだ、人生を語るには若輩者の俺様ではあるが、
時には人生だの愛だのを真剣に考えてみるのも悪くはない!

生きとし生けるものに必ず訪れる死のときを
俺様はその時をどんな気持ちで迎えるのだろうか・・・
死を考えるということは、イコール生きると言うことを
考えなければならない。

人は皆、自分は人に愛されているのだろうかとか
誰かを愛しているのだろうか・・・
自分の存在意義は・・・
価値ある生き方を出来ているのか・・・
意味のある人生をおくれているのだろうか・・・

そして、やがて必ず訪れる自分の死・・・
その時、生まれてきてよかったとおもいたい・・・
自分の人生の中に登場した人達との思い出を胸に
最後の時を迎えられたら・・・

その為にも、生きて生きて生き抜いて、
最後の時にネイティブアメリカンのばあちゃんが
「今日は死ぬのにもってこいの日だ!」と
いって笑みを浮かべ目を閉じたように
俺様もそんな風に目を閉じることができれば幸いである。

「ラ・ヴィータ」明日の稽古が待ち遠しい今日の俺様であった。

2006/08/20(日) 17くらぶ・・・初、立稽古
部員達ドキドキの立稽古なのだ。

セリフはまだまだ、T君以外は皆、うる覚えのようである。

このT君は初回の立稽古から本を手に持たずに
演じていた。
やはり、それだけの想いをもって稽古場に来ているだけのこと
はある!なかなかおもしろく演じてくれている。
他の部員達を言葉でなく、自らの演じる姿で引っ張ってくれて
いるのは嬉しいことだ。

さて、新入部員達はみんな演じたことがないので、
お客さんにお尻を向ける人、動きながらセリフが言えなかったり
と、実に初々しい立稽古風景である。

で、色々と俺様が動きをつけたり、色々なアドバイスを
おくると、徐々に動けるようになってきたようだ。
しかし、先ずは完璧にセリフを覚えなければ
ここから先に稽古は進まないよ!とみんなに告げておいた。

行間にこめられた役の心情をいかに役者一人一人が
探り当て、それらを目線で仕草でセリフのニュアンスで
相手役との絡みで,etc・・・表現しなければならない
それこそが役者の仕事であり、醍醐味でもあるのだ。

役者の楽しさを知るために、集中して稽古にはげもう!!

2006/08/10(木) ひよどり親子のきずな・・・
朝、会社の前の街路樹の下に
一羽のひよどりのヒヨコがピヨピヨと
鳴いているのを会社の同僚が見つけ拾ってきた。

で、その街路樹の上にきっと巣があるのだろうとおもい、
巣に返してやろうと、脚立をもって木に登るも
巣が見当たらない・・・・
どうしたものかとこまっていたら・・・

なんと、その雛の親だとおもわれるひよどりが2羽目の前に飛んできて、俺様の前でホバリングしながらけたたましく
鳴いてくるではないか。時には上空高く舞い上がってから
急降下で俺様に向かってきて、体ギリギリのところを横切り
威嚇してくる・・・・
きっと、子供を返せ!危害を加えるとただじゃおかないぞ!
といっているようである。そうこうしていると、
更に、2羽、彼らの仲間であると思われるひよどりも
助っ人に現れるではないか・・・

人間社会では毎日、児童虐待や子殺しのニュースがとびかうなかで、ひよどりのこの子供に対する愛というか、執念というか・・・感動してしまったのである。

なんとか、彼らにこの雛を無事かえしてやることは出来ないものか・・・それには彼らの巣を見つけなければならない。

で、彼らの行動を注意深く観察していると、
いつも彼らは目の前にある区役所の4階のところにある
植え込みのあたりからこちらに向かってくるみたいなのだ。

これは、多分、少し飛べるようになった雛がそこにある巣から
飛び立ったものの、上手く飛べず道を隔てた街路樹のしたに
落ちたのではないかと推理して、早速雛を手に
区役所に行き、事情を話し特別にその場所にいれてもらうことに
した。区役所の人達も窓際でしきりに異常な鳴き方をしている
鳥を見て不思議に思っていたらしく、こころよく雛をもった
おっさんである俺達二人をそこに案内してくれた。

これで何とかなると思ったのもつかの間・・・
探せでも探せども巣はみつからない・・・
仕方なくまた、雛を手に会社に戻り悩むことに・・・
その間も、俺達の目の前すぐ近くに親達が返せ返せと
鳴いている・・・

何しろ野生動物である。子供の頃にも経験があるが
野生の鳥の雛を飼おうとしても人間の手からはあまりえさも
たべてくれないだろうし、なによりストレスで3日もすれば
死んでしまうのである・・・・

仕方ないので野生の生命力に賭けることにして
とにかく、危険な車道から離れた公園の中の木にそっと
雛を止まらせてあげた。すると、今度は親鳥が雛を誘導
するように飛んで、少しずつ雛と共に移動している。
なんとか、巣にたどり着くことを願うしか俺達には
できなかった・・・あの雛が生き延びるも、息絶えるも
野生の掟にしたがってのことと思うしかないのである。

彼らからすれば、クマより残忍で恐ろしい生き物だと
感じている人間達に向かって、わが子を助けようと
果敢に向かってくる姿には本当に感動したのでありました。

(画像は29日のリハの様子です。)

2006/08/09(水) ジャン・ジャンセン
次回公演の舞台セットのヒントやアイデア
が湧いてこないかと、今までに買い集めた画集や
現代アート関連の本などをめくっていて、
ジャン・ジャンセンの画集に何か惹かれるものを
感じている自分がいた。

その本の中で

ジャン・ジャンセン。
人間の存在の本質を、愛情と哀しみを持って
描きつづけるジャンセン。

と紹介されているとおり、初期の作品から
労苦にまみれた貧しい人々を多く描きながらも
そのなかに、悲しい美しさを感じるような作品が多く、

また、1970年代後半から、描かれる人の顔が
異常にグロテスクになり、見ているものに恐怖を
抱かせる・・・

見ていると本当に人間の苦悩や不安を感じずにはいられない
のだが・・・心引かれるのである。

なぜだか、ジャンセンが次回作品の舞台美術と
つながりそうな気がするのである。

 次回作品が決まり、舞台美術を考える
こういう時間は、俺様の楽しみのひとつである。

2006/08/08(火) 台本作り・・・後、宴会!!
今日は、次回11月公演の台本作りのための集合日であった。
小林代表が昼間にコピーをしてくれて、それをみんなで夜に
本に仕上げるという作業をするのである。

で、俺様仕事を終え、稽古場に午後7時に到着。
稽古場に入ると、打ち上げの時のようにテーブルが
セットされ、そのテーブルの上にはビールやつまみが
並んでいる。

なんと、既に脚本が出来上がっていたのである。
いやはや、小林代表や稽古場に早くから来て作業をしてくれた
人達に感謝感激でありました。
なので、俺様は稽古場につくなりビールにありつけるという
幸せな状況になり、いや〜なんともうしていいものやら・・・
そんなこんなで、夏公演のことや、次回公演のこと、芝居のこと
などをみんなでワイワイ話しながら3時間ほど過したわけで
ございます。

みんな、とりあえず公演を終えたばかりで、力が抜け
リラックスという感じでの宴会もまたいいものでありました。

さて、いよいよみんなお盆休み!
思いっきりそれぞれ充電して、また、次回作品に向かう力を
つけて、盆明けの稽古にはげみましょう!!

2006/08/06(日) 17くらぶ&舞台セット解体
午前中は17くらぶの部活動であった。
すでに、全員にレッスンステージでの
芝居のキャストが割り当てられているので
それぞれ役作りに励んでいるようである。

先輩達は特に役作りについて、研究してきてくれているようで
後輩達の良き見本になってくれている。
また、その先輩達に刺激され、後輩部員達も
なかなか頑張っている姿を見ていると
倶楽部としての形が出来づつあると嬉しく思う俺様である。

さぁ、しかし、レッスンステージとはいえ人前で演じるからには
生半可な気持ちではやりとおせることではない。
俺様も別に学校の先生ではないので、彼らにこびる気持ちなど
毛頭ないのである。
とにかく、お見せするお客様がたとえ身内の人達であれ
今自分達に出来る最大限のものを・・・いや、自分達の
殻をも突き破るようなものを見せることが出来ることを
目指したい。
それゆえ、これからの数ヶ月、俺様と彼らの死闘が始まるのである。

倶楽部員諸君、楽しんで苦しんで、最後に輝くことを信じましょう!!

さて、午後より、先発隊の小林代表、くずわ氏、秋本氏、川並氏
に合流して、俺様、中井嬢、横田嬢も「見果てぬ夢」の舞台セットの解体作業に参加したのである。
なんと、実はもう1人強力な助っ人がいた・・・・
それは、ふぉるむ登山隊最年少隊員のたかちゃん(小学1年生)
である。彼は要らなくなった木材で出来た舞台セットの残骸を
釜で焼却するという作業を請け負ってくれた。
彼のすごい頑張りで、倉庫はかなり片付いたのである。
彼のおじさんにあたる、“てつパパ”こと小林代表や
俺様は、彼が熱射病にならないよう常に水分補給や
アイスクリームなどを与えることに余念はない!

たかちゃんの活躍もあって無事、「見果てぬ夢」の
舞台セットの解体終了!
たかちゃんに感謝の意味を込めて、小林代表、中井嬢、川並氏、
俺様、そしてたかちゃんの5人で「ちゃんこ一番」に
くりだした。たかちゃんもお腹がかなりすいていたようで
もりもりちゃんこを食べている。ジュースやシャーベットも
ペロリと平らげ、俺様達大人は、ビールをジャンジャン御代わり
してほろよいである。大人達が酔っ払ってきた頃、
ほどなく“陽子ママ”こと伊藤陽子さんがたかちゃんを
お迎えにきてくれた。で、俺様達は更にビールを胃袋に流しこんだのはいうまでもない・・・

ん〜やっぱり労働のあとのビールは最高に美味しいのでありました。

2006/08/04(金) 劇団オフ
さぁ、今日から劇団の本公演を終えてしばらくの間
オフとなる。

とはいうものの、演劇クラブの講師や次回公演のもろもろの
準備などしなければならないことはあるのだが・・・
とりあえず、稽古がない貴重な期間なので
楽しんでこの時間を使おう。

昨日の集合日に、音響部の松下さんに次回公演の音楽に
使えそうなCDを数枚貸してくれたので
今日は仕事が終わってから、それらの音楽を聴きながら
過している・・・時にそれらの音楽をバックに
次回公演のそれぞれの登場人物のセリフを語りながら・・・
それぞれの場面のイメージを膨らませながら・・・

本が決まり、初稽古までの期間
演出をすることになると、その芝居について細部にわたり
イメージを膨らませていくことになる。
自分の想像の中では、キャストにつけた役者達は
見事に期待に答えて言ってくれている・・・・

しかし、いつものことではあるが初稽古では
必ずしも自分のイメージに近いものであるとはかぎらない・・・
そして、初日までまた、戦いが始まるのである・・・・

2006/08/03(木) ネクスト・ワン
チャーリー・チャップリンが
記者に最高傑作はなんですか?
という質問を受け、
「それは、次の作品だ」と答えたという
有名な言葉があるが、
俺様もいつも、チャーリーのような心持で
演劇と関わっていたいと思う。

いつもいつも、挑戦者でありたい。

今日は公演後初めての劇団員&研究生の集合日であった。
今回の公演のチケットノルマや各部所の公演費用の精算を
すませ。居酒屋で今回の公演のことや、次回の11月公演に
向けて、また、それぞれの演劇についての想いなどを
語りながら大いに飲んだのである。

次回、11月公演は俺様が演出となる。
また、観に来てもらえるお客様に、いい意味での裏切りと
驚きを与えられたら・・・また、俺達、芝居を作り上げる
立場のものとしても、更なる高峰に登りたいものである。

特に、今では劇団構成員の半分を占める研究生たちの
成長には、手前味噌ながら次回公演も期待をしているのである。
正直、技術的にはまだまだかもしれないが、それを、おぎなうだけの心意気でもって芝居作りに取り組んでくれていると
俺様はおもっている。だからこそ、これからは、さらに
役者として演技術や戯曲の読解力をさらにたかめてもらいたいと
期待している。

また、近々11月公演の作品を上演許可が取れ次第、
発表しますが、次なる作品も、俺様達の力では
楽々悠々とこなせる代物ではない。チャレンジャーの
心意気で芝居と真っ向から立ち向かいたい。

俺様達が舞台で演じる機会を持つことが出来、
それを観に来てくださったお客様たちから、
多くの批判や、慶びの声を与えられるということに
幸せをかんじている。俺様自身、芝居をしていなければ
これほど多くの人に、温かい言葉や、厳しい意見を
投げかけられることもなっかったとおもう。
暖かいご感想も、厳しい批判も俺様にとっては
宝物である。

常に現状に満足することなく、
チャーリーのように「ネクスト・ワン」で行きたい俺様である。

あえて、ビックマウスでいきたい!
次の作品は、さらにさらに素晴らしいものを
お見せしますと!!


(画像は7月30日公演より・・・)

2006/08/01(火) 舞台を終えて
今回はいつもにも増して多くのお客様に
ふぉるむの芝居を見てもらうことが出来て
嬉しくおもっていますが。
僕らの芝居を見て、多くのご感想を読ませていただき
僕らが伝えたかったことが伝わったことをより
実感でき、感激しております。

また、初めて盲導犬を連れたお客様がいらしてくださって、
盲導犬の優秀さにもビックリしたり、
そのお客様が「見果てぬ夢」の芝居に感激して下さり、
2回も舞台を見てくださったこと本当に嬉しかったのであります。目が不自由な方にも僕らの芝居が伝わったのだと
思えると感謝感激でありました。

登場人物たちの、苦悩や希望、そして成長していく
姿を感じとっていただけたこと、
また、この芝居を観て、自分自身に引き寄せて
色々なことを感じ取って笑い涙してくれたこと・・・
などをご感想で書いていただき、
芝居を作る側として、役者として・・・本当に嬉しく思います。
そして、これからも芝居と真っ向から取り組むぞ!と
大きな力をいただいたおもいであります。

そして、この堤泰之さんの「見果てぬ夢」という
素晴らしい戯曲に出会えたことは本当に幸せなことでありました。


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