気が向けば書く、いい加減日記なのだ〜(爆)
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最新の絵日記ダイジェスト
2008/12/01 ありがとうございました。
2008/03/07 レッスンステージ前夜
2007/11/27 公演を終えて
2007/11/21 最終稽古
2007/11/19 あと、残すところ稽古一回だ!

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2006/04/16(日) 17くらぶ・・・そして「コッペリアの瞳」・・・
★今日は17くらぶの部活であった。
新入部員も休むことなく全員の参加であった。
最初入部してきた時は不安そうであったが、
2回目、そして3回目と稽古を重ねるうちに
先輩たちとも慣れてきて、楽しみながら稽古を
してくれているようだ。
まぁ、まだ最初の肉体訓練はきつそうだけど、
セリフのやり取りをしながらのレッスンなんかでは
みんないい笑顔である。

★自ら望んで17くらぶに入部をしてくれた
部員達は俺様にとってはかけがえのない仲間である。
いや、俺様だけじゃなく部員一人一人にとっても
悩んだり苦しんだり、喜びを共有したり、
舞台というものを創造する仲間であってほしい。
役者をするということは、人間を知るということなのだから・・・

★中井・横田・俺様の三人を
17くらぶの一期生のKさんのお母様が自ら出演する
ダンスの舞台に招待してくださったので。ワクワクしながらピッコロシアター大ホールに行かせてもらった。

  スタジオ K ダンスパフォーマンス
「コッペリアの瞳」−『現実』の喪失ー

という演目である。

バレエでも良く演じられている「コッペリア」、
原作 E.T.A.ホフマン「砂男」がモチーフの作品だ。
もともとホフマン「砂男」もドイツに伝わる眠りの精、「砂男」
をヒントに出来上がったものらしい。
「砂男」とは、夜更かしする子供達の目の中に砂を投げ入れ、まぶたを閉じるまで上に座ったり、まぶたを噛んだりするという手荒な妖精らしい・・・かなり怖い妖精だ・・・

今日見たコッペリアの瞳はストーリーはバレエで演じられる
「コッペリア」よりはかなり怖いものである。

あらすじは

時は20世紀半ば、コッペリウスという初老の博士がいた。大きな館に独りでこもり何やら研究に打ち込んでいた。
「自分の思い通りの世界を創りたい…」と、コッペリウス博士が執着したものは人形だった。
博士の家のバルコニーでは時折、美しい少女コッペリアが座って本を読んでいた。
ある日、フランツと彼に恋する女たち(スワニルダとその友達)が通りかかった。
フランツはコッペリアを見たとたん恋に落ちてしまった。その姿を見たスワニルダは肩を落とし、その場を後にした。 実は、コッペリアは博士がもっとも精巧に創り上げた一番お気に入りの人形だとは知らずに・・・。

博士はコッペリアに何か物足りなさを感じていた。
それが『生き生きとした人間の瞳だ!』と気づいた時には、
既に自分の欲を抑えることは出来なかった。
少女が犠牲になり、瞳がコッペリアの目に差し込まれた。
ところが・・・(パンフレットより)

と会場でもらったパンフレットに上演前に目を通すと
この物語をダンスでどう表現してみせてもらえるのか
ますますワクワクとしてきて、思わず一番最前列に
座り込んだ俺様に、すかさず中井・横田の両名が
一番前は全体が見づらいからというので
仕方なく前から5列目ぐらいの席に座ることにした。

いよいよ開演である。
唯一の男性はダンスはせず役者としてコッペリウス博士を
演じている。まさにダンスと演劇が合わさったような
ステージでそれぞれのダンサー達の肉体から
セリフが聞こえてくるような感じがした。
恋、嫉妬、欲望、狂気、錯乱etc・・・
そして、鍛え抜かれた先生というかプロダンサーの
肉体表現、また、素晴らしいダンサーに指導を受けた
生徒さん達のダンスも素晴らしく・・・
最初はくらぶ生のお母さんを目で追っていたのだが、
いつの間にかすっかりマジで物語りに引き込まれていたのである。

ダンスを見終わり、ホールを出たところの和食レストランで
お互い感想などを語りながら食事をして帰ったのである。

いや〜ほんとおもしろかったです。
ありがとうございました!! 


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