気が向けば書く、いい加減日記なのだ〜(爆)
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2006年4月
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最新の絵日記ダイジェスト
2008/12/01 ありがとうございました。
2008/03/07 レッスンステージ前夜
2007/11/27 公演を終えて
2007/11/21 最終稽古
2007/11/19 あと、残すところ稽古一回だ!

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2006/04/15(土) 演じるとこと・・・・・
今日も稽古であった。
葛輪氏からは来週土曜日から立稽古にはいると
宣告された。

今週火曜日に主役k氏の特訓をした俺様であったが
その特訓の成果が今日はばっちり出たかというと
残念ながらそうともいえない・・・・
改めて一つの役を演じるというか、じぶんのなかにとりこんで
説得力のあるものにすることの難しさを感じる今日の稽古で
あった。まぁ、簡単ではないからこそおもしろい芝居作りでは
あるのだけれど・・・

俺様の持っているというか、役作りにおいて心がけていることや
感じていることを具体的に研究生達それぞれの役作りの
助けになればとおもい伝えたいのだけれど、彼らにわかりやすく
具体的に伝えることの難しさを感じる今日この頃である。

実際色々な著名な演劇界の人達の考えたメソッドなども
あるけれど、人それぞれの生き様が多様にあるように
こうすれば上手くなるという方程式みたいなものが
演技術において確かにあるものではないから
難しい問題である。
ではあるけれど、俺様がとにかく心がけていることは
俺様が役者として育ててもらったと心底おもっている
伊藤陽子さんにことあるごとに言われ続けた
「心情溢るるもの」を表現することに心血を注ぐということを
舞台経験の浅い研究生達に伝えたいとおもうのである。

この「心情溢るる想い」を持つことが役者としての
第一段階だと想っている。
或は究極のことでもあるかもしれないが・・・
いや、しかし、舞台袖で芝居とは全然関係のない
冗談をいっていても、
一歩舞台に踏み出せば観客の心を掴み
笑いを誘い、涙を流させる役者もいるらしい・・・
俺様にはとても無理な境地である・・・・

演技術において、これが正解、これが不正解と言う線引きは
出来ないところに難しさがある。

だけども、俺様には俺様が信じていることを伝える事の他に
術はないので、研究生達には伝えようと思うのである。
また、俺様自身もまだまだ未熟なので前に前に役者として
進みたいのだ。というか、常にまだ役者として見ていない世界、
見えていない世界を見たいのである。

研究生諸君、俺達劇団員達のアドバイスも参考にしてくれればいいけれど、自分自身で大きな研究心と実験をくり返し
「心情溢るるもの」を表現することを志してください。
いや、俺達が永遠に求め続けていることでもあるけれど・・・

毎回、稽古場にはそれぞれ何か新しいものを携えて
やって来てください!!


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