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2005/06/11(土)
通し稽古の日
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★今日は通し稽古をしてみた。
かなり、各役の心情が見えてきたとおもえた。 特に経験の浅い研究生達はかなりの伸びを感じた。 しかし、それはまだまだ内部的な感想の域をでない。 後1ヵ月半ほどの稽古で更に役に近づくための 作業に没頭してもらいたい。
★どんな役でも
生まれてから現在までの生活があり その生活感が何らかの形で滲み出てきて リアリティが出てくるものなのだとおもっているのだが、 稽古を進める中で一番時間を要する部分でもある。 しかし、そろそろ劇全体をより効果的に見せる為の 整理や統一も同時に進めなければならない時がきている。 また、動きのバランスもとっていかなければならない。 稽古はいろいろと段階を踏んでいくものなのだが、 演出をするとなるとどの段階も、もうこれで充分 よし、次のステップに進もう!なんて風にはなれないのである。 どの段階の稽古でも、そのセリフがよくない、その動きも 変えたい、など改めたい点はいつまでもあるものである。 しかし、限られた稽古期間では、次の作業に進まなければなら ないのである。
役者達はとにかくアンサンブルをとり、話の筋をはっきりと 際立てて行く作業をしながらも、役を掘り下げることも まだまだ、同時に進めることになるでしょう。
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