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2005/06/01(水)
もう六月か・・・
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この前、正月だと思ったらもう六月である。 30歳を越えると一年が早く感じたが、 最近ではそれに更にジェットエンジンのパワーを 使った加速のようなものを感じる。
なんだか、やりたい事がまだまだ一杯あって、 人生80年ぐらいじゃ俺様には足らないとおもう。 気分としては200年ぐらい生きたい気分だ。 いや、銀河鉄道999の哲郎のように 永遠の命を求めて旅に出たいような気分である。
いや、メーテルのような美しい女性と銀河を旅するなら 銀河の果てで倒れてもいいと思ってしまうかも・・・
いやいや、銀河鉄道といえばやっぱり宮沢賢治! かつて、銀河鉄道の夜の公演の時に、賢治の作品を読み返し、 賢治作品や賢治についての研究者の文献なんかを調べたり、 しているうちに、賢治のふるさと、イーハートーボーに 行きたくなり、岩手を1人旅で賢治に所縁のあるところを 訪れ周ったことがある。
そして、地元の人達と出会い、いろいろ思いもかけずお世話になったり、廊下や階段が黒光りしていて、歩けばぎしぎし音が鳴るような なんとも雰囲気のある民宿に飛び込みで泊まれますか?と聞いたら、部屋は全部埋まってるのだけど、「ちょっとまってて、お客さんに合い部屋してもらえるか聞いてきてあげる。」(当然岩手弁で)と言われ、 そのお客さんも「どうぞどうぞ」と旅は道連れとでも言うようにこころよく承諾してくださった。その人は、フリーのカメラマンで遠野を撮りに来たのだという。その晩、気が合い、写真の話や 芝居の話、遠野物語のことや何やかやを語り、遅くまで 酒を酌み交わしたものだった。あくる朝、その人の乗る新型のフェアレディーで駅まで送ってもらい、その上、気に入ったものがあったらもらってくださいと写真まで頂いてしまったのだった。
俺様は放浪癖があるのか、小学生の頃から自転車に荷物を積んで 親にも何も言わず一日では帰ってこれないようなところに いって、こっぴどく怒られたりということからはじまり、 やがてバイクの免許をとり、バイクではテントを積んでソロツーリング、電車を使っての目的地を決めない一人旅とか、最近では 単独テント泊登山とか・・・気ままな一人旅が好きなのだが
岩手は今までした一人旅のなかでも、暖かな心の人達と 沢山出会い。いい思い出の地で、最近なんだか無性に岩手に行きたいなぁ〜 あっ、そうそう、出会った岩手の人達の多くは宮沢賢治の ことを“賢治先生”というのになんだか感動してしまった。
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