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2005/02/27(日)
17くらぶ入部説明会
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今日は17くらぶの入部説明会であった。
中には小学生の頃に劇団ふぉるむの「卵の中の白雪姫」を 見たことがある人もいて、その人は俺様の演技が“深く印象にのこっている”という嬉しい感想の持ち主でもある。 なかなか誰もこんなこと入ってくれないのでここで自慢しておこう。(笑)
さて、それはさておき今日来てくれたみなさんが 入部してくれることを願っている。 説明会の受付をやってくれた17くらぶ生の横田くんも 自分が始めて説明会に来た時のことを思い出したようで 説明会に来ていた人より緊張していたようだ。 まずは、2週間後のレッスンステージを今日来てくれた人達に 是非とも見てもらいたい。
説明会がおわり、くずわ氏、川並氏、横田君の三人は 劇団倉庫に発表会のための舞台セット作りに、俺様は 自宅でレッスンステージの大道具「巨大卵」の製作に、 小林代表は稽古場で作業とみな働き者である。
さて、俺様の巨大卵づくりだが、 まず、90センチに膨らむ巨大風船に空気を入れるところからはじまる・・・・しかし、これが意外に大変であった。 最初口で膨らませようとがんばったが、10分やってもさほど大きくならず、口は痛いは酸欠で頭くらくらしてくるは、気を抜いた拍子に手が離れて、せっかく入れた空気をかなり逃がしてしまうわで、口での空気注入は断念した。 で、自転車の空気入れで入れることに変更したのだが これだったら楽勝だろうとおもったのだが・・・ 大きくなればなるほどかなりの量の空気を送り込まないと なかなか大きさに変化が現れない、おまけにこの空気入れは 古いのでバルブの調子がわるくかなり効率がわるいのだ。 1人で部屋で汗だくになりながら巨大風船を自転車の空気入れ で屈伸運動しているおっさんを想像してください。 人に見せられるすがたではありませんです・・・(笑)
なんか、山登るより疲れて、何とか風船を膨らませると、 次は紙と木工用ボンドを水に溶いたものを用意して、 その木工用ボンド溶液に紙を細かく切って浸し、 それを風船にペタペタと貼り付けていくのである。 木工用ボンドは乾くと透明の樹脂となるため その貼り付けた紙が乾くとあたかも樹脂でコーティングされた ように固まるのだ。これを三層ぐらいに重ねて貼り付けていくのだが、2層目、3層目と木工ボンドの濃度を濃くするのがポイントだ。そして、乾いたら最後に風船を割れば中が空洞の卵が 出来上がる手はずだ。
実はこの方法、たまたま目に付いたNHKの生け花かなにかの番組で風船を使っての飾り鉢の作り方をやっていたのを応用したものなのだ。
芝居作りに役立つことはいろんなところに転がっているものなのだ。役者をやってると特に変な人を見かけると俺様は観察して しまうし、帰ってきてからまねて見たりもしてみる。 粗大ゴミを見かければ、使えそうなものはないかと観察し リサイクル業者と思われる人と争奪戦だってやってのける。 親にも会社の人にも、何か家財道具、使えなくなった電化製品 でもなんでも、捨てる前に俺様に声をかけてくれといってあるぐらいだ。特に何十年も前の電化製品なんかは、そういう時代設定の芝居をするとなると探すのに苦労するのである。 まぁ、お金を払って小道具屋さんに借りることはできるのだが そこは、ハングリー精神の俺様達は金は使わず、労力とアイデア で勝負するのだ。
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