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2004/09/29(水)
アーサー王
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またまた台風である。 外に出ることも出来ないので 本棚の整理でもするか!とおもって 整理をしだしたのだが・・・ アーサー王物語を目にして、「あっ、これ中井嬢が貸してほしいと言っていたな」と思い出したので、かばんに入れようとしたのだが、 どんな話だったかなぁと思ってついつい再読しはじめてしまい 本棚整理中断とあいなってしまった。
ウーゼル王とゴロワ公の奥方イグレーヌの間に出来たのが アーサー王である。 どういうことかというと、ウーゼル王が魔法でゴロワ公に成りすまし、まんまと美しいイグレーヌと添い寝したのである。そして、ゴロワ公を打ち負かしたアーサー王はゴロワ公の 国と和平の条件としてイグレーヌを妻にするのである。 その9ヵ月後に生まれて養子にだされたのがアーサー王である。
アーサー王が本当に存在したとの説もあるのだが、 歴史的な資料にはこれといった決め手になるものは見つかっていない。しかし、アーサー王が存在したと信じたい。
しかし、人間の記憶はいい加減なものである。 アーサー王が少年の時に誰一人引き抜くことのできなかった 石に刺さった剣を引き抜いたその剣こそ魔剣エクスカリバー だったといつの間にか思っていたが、エクスカリバーは湖の姫から授かった剣であった。鎧をも打ち砕く恐ろしい破壊力を持つ剣 であるのだが、実はエクスカリバーの最強たる所以はその鞘にあるのである。このエクスカリバーの鞘を体より離さなければ どんなに打たれても血を流すことなく、いわば不死身でいられるのである。
人間って忘れる動物だな〜
再読し始めて、やっぱり思ったけどアーサー王物語はおもしろい。全てのファンタジーの原点といわれるはずである。 ものがたりは実に単純だけど、単純ゆえにすごい想像力が 働くのかもしれない。戦い、円卓の騎士、恋愛、友情、陰謀、正義、魔法使い、ドラゴン、美しき姫、魔剣・・・西暦5・6世紀ごろに 実在したかもしれないアーサー王。
この俺様の手にするアーサー王物語は50以上の話が収録されているが、どの話も芝居にしたいような話である。
というわけで、結局本棚整理は全然出来なかった・・・
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