|
2004/09/26(日)
タタキ(セット製作作業)
|
|
|
昨日も稽古の後、神戸住人8人ほどで稽古場の近くに出来た お好み焼き屋に行って大いに飲んだのだが、 二日酔いも無く目覚めスッキリで大道具作業場にいって 朝10時より日暮れまで舞台セット製作であった。 葛輪氏、南方ののあさん、早川有紀さん、そして俺様の 4人での作業であった。
南方さんと早川さんは麻袋を開いたものをひたすら縫い合わせ 大きな布を作るという作業に没頭してもらった。 作業は単純ではあるが今回の舞台セットのデザイン面において 重要な位置をしめるものなのである。 帆布用の針と荷造用の太い麻糸で縫い合わすので、やってみると かなり大変な作業である。そんな大変な作業も二人でたのしく わいわいと会話しながら非常に良いペースで作り上げていってくれているのは嬉しい限りだ。 彼女達はこんな風に役者をしながら裏方仕事も自分達でするという劇団特有のハードな芝居作りは初めてなのだが、弱音を吐くことなく楽しみながら取り組めるというなかなかワイルドな血をもっているようだ。
葛輪氏は今舞台の土台のようなものを作る作業をしているのだが 二人がなかなかの仕事振りなので、自分の作業に没頭できているようだ。
俺様は今日も「長ぐつをはいた猫、よろず相談所」のテーブル製作をしているのだが、いつもの癖で完成間近になって新たなアイデアが浮かんできて、さらにこのテーブルに手を加えることになってしまったので、今日完成予定だったがテーブル完成は来週に 持ち越すことになってしまった。
芝居も稽古をしながらふとアイデアが浮かんだりして試してみたりすることはよくあることなのだけど、セット作りも作りながら アイデアが浮かんでくるのである。
公演に向けて稽古が始まると、どんな時も 芝居のこと、役のこと、セットのことなどが いつも頭の片隅にあるので突然何かの拍子にアイデアが 浮かんでくるのである。
芝居作りって、今まで自分が見たもの聞いたもの、感じたもの など、自分が経験したあらゆる体験が活かせる場面が 現れるし、その上、自分がやったことのないものに挑戦できる というワイルドな楽しみまであるから なかなか、やめられまへん〜のだろうなぁ。・・・
|
|
|