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2004/09/25(土)
ジャンヌ・ダルク
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昨日TVでジャンヌダルクを見た。 人はいつも真実を見ているのでなく 時に自分の見たい世界をみているのでないか?ジャンヌダルクを神がかり的な救世主で あったわけでなく多くの偶然と民衆の思い描く救世主像と一致したために彼女の英雄的な 成果も悲劇的な最後もあったのではないかと。これは、現代のいろいろな問題にも通ずることだなぁとしみじみ感じたのだ。
そして現代では特に、9.11のあのテロのあとアメリカ国民がブシュに幻想を抱いたのは民衆のヒーローを求める心理があらわれた悲劇的な出来事だったような気がする。そして、ジャンヌ・ダルクの悲劇よりも 結果はもっとおぞましいものであると思うのは俺だけだろうか。 そして、民衆が誰も求めていないのに、一人で勝手にヒーロー気取りの我が国の首相・・・こまったもんである。
リュックベッソンの作品と最初にであったのは「サブウェイ」を梅田コマの地下の映画館でみたのが出会いであったがその都度感動させられている。俺達も感性を磨き物事を色んな角度から見ることの出来る柔軟な頭を持たなければと思うのである。
それはさておき、今日も稽古であった。 まだまだ、もっと高いレベルにいかなけらばならないとつくづく思う今日の稽古である。 俺達役者一人一人大いに想像力と時には ネイティブアメリカンの言う上空を飛ぶ 鷹のような目をもち広い視野で芝居作りにうちこまなければならないだろう。
これからは、楽しみながらも、更に厳しくストイックに芝居に没頭しませう。
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