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2006/09/01(金)
フェイトとハルヒとひぐらし、『らんぼう』の感想を添えて
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ご無沙汰しております、ストクラです。
月型から同人で設定集が出ているようです。めちゃくちゃ欲しいんですけど、近くに同人関係を扱っている店がありません。……早くしないと、売り切れて、もう、手に入らなくなってしまうんでしょうか？ 地方に住んでると、コミケとか同人とか遠い存在に感じますね〜。
あと、ひぐらしの最終巻（？）も、出てるみたいです。……名古屋に行って、買ってくるかな。
それに、ハルヒの設定資料集（？）も！ 近くの書店には、ありませんでしたよ！ ……よし、今週末にでも、名古屋に行って、虎の穴に突入してきます。
久々に、本の感想をば！
大沢在昌の『らんぼう』を読みました。
ウラとイケという凸凹刑事コンビが、活躍する短編集です。ヤクザよりもヤクザぽい主人公たちが、ヤクザだったり、指名手配中の殺人犯だったり、麻薬密造行者だったりを、バッタバッタと薙ぎ倒しまくります！ 結構痛快です。
ただ、新宿鮫第一巻のような、視点変えを短編で多用しているため、場面の移り変わりが激しいです。ちょっと対応しづらいかも。大沢の味であると言えば、それまでなのですが。
主人公のキャラクター性が少し流動的でしょうか？ 一話を読むと、どちらも血気盛な、沸点の低い感じで、コメディ的なキャラだったはずです。しかし、話が進むにつれて、『ほとけのウラ』と呼ばれたりして、乱暴だけど正義の味方と言った性格になります。ハードボイルド全開の哀愁漂う、ホロっと来る話もありますので、後者のキャラのほうが動かしやすかったのかなと。
ハードボイルドという枠組みで見れば、軽めの話（アクはつよいですが）が多いので、ちょっと時間が空いたときに読める作品かと。
佐久間公シリーズが読みたくなりました。
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