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2006/02/10(金)
吉本ばなな 「夢について」
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半分が著者の見た夢、それと実在の友人について書かれたエッセイです。なんだろう。読んでいる間は、ふわふわとした満たされた感じになのに、感想を書こうとすると、なにを書けば良いやら分からなくなってしまいましたよ。自分の非力さが悔しいですが、素直な感想なので仕方がないかと(ぉ。 作品全体に漂う非現実。このもやもやとした空気は、著者の他作品にもない独特なものでした。夢なのだけれど夢でない、夢ではないけど夢のような相反する話がごちゃまぜになっているからなのか?
著者が自分の作品を端的に表現している所があり、必見かも?
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