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2005/05/09(月)
「デビルマン‥‥」の段
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横浜に戻ってきました。戻横(もどよこ)ってやつですな。
いつも思うのだが、地元には文字通り「帰る」っていう表現がぴったりだと思うのだが、その反対はなんて言えばいいのだろう。「Uターンする」っていうのも何だかしっくりこない。
また、横浜の人に対して使う場合と、倉敷の人に対して使う場合でも表現は変わるだろうし、これはいつも困る。だから一部の間では「帰岡(きおか)」または「帰倉(きくら)」という言葉を使い、それに対して「戻横」という言葉を用いる。前者はなぜかジュウバコ読みなのだが、意味は通じているのであまりこだわっていない。
で、月曜の朝恒例!のレンタル鑑賞タイム!
今回は、あの有名な「DEVIL MAN」。相当たたかれているのは知っていた。それだけファンが多いってことなのだろう。小学生のとき、確かテレビで朝やってたんだよなぁ。ウチは見せてくれなかったけど。
という訳で、またもやアニメも原作も知らないまま新鮮な気持ちで見ました。あっ、新鮮な気持ちはウソです。「なーんか、相当たたかれてたよなー」って思いながら見てしまいました。
やっぱそういう目で見たらいかんね。ニュートラルな気持ちで見たかった。アラをみつけるための観賞になってしまった。
まぁ、たたかれるのはよく分かる。いっぱいツッコめる。
其の壱。サップ兄さんやコニタンことKONISHIKI師匠を出したらいけない。テーマを真剣に伝えるのなら、とことんシリアスに描くべきだ。兄さんのおなじみの悪魔のような笑い声「フワハハハハ!」、こっちが笑ってしまった。コニタンは「♪どんなとき〜も〜」の歌を子どもたちと楽しく歌い続けてくれ、頼む。
其の弐。これをPG-12で放映したらいけない。血がドヴァドヴァ出ているじゃないか!映倫の基準なんかはよく知らないが、「バトル・ロワイヤル」といい勝負だと思うぞ。いや、むしろ「バトル〜」の方はそれなりに覚悟して見るからまだいい。それにつけても本作は何なの?「おいおい…」って半ば呆れるほど血がたくさん流れていました。そんなに流す必要あるのかなぁ…
其の参。弐とも関連しているが、誰向けの映画なのかしら?観賞後に調べたら、アニメと原作コミックはストーリーがだいぶ違うようで、今回の映画はコミックの方に従っているそうである。とすると、永井豪先生の熱心なファンのための映画?でもってアニメをよく見ていた世代も取り込んで、そんでもって女子小中高生も見てくれるように、チーム:ムネノコドウから2人選抜しました、と。そりゃ、なかなか難しいぞ。どのファン層も、「いまいち納得しきれないけど、まぁ妥協して見に行こうか」とでもなればシメシメだろうが、そうなったのかどうか。
とまあ、他にもいろいろあったが、きっといろんなサイトでたたかれているので、台詞が棒読みだとか、テーマが全然分からないとか、あからさまなコメントは省略しました。また長くなるからね。まぁ、出演したことで損をする映画だなぁきっと。可哀想に。
でもちゃんとよかったところもありました!
其の壱。CG。素晴らしい!よくできておる。
可哀想に。
5月9日18時25分
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