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2005/04/26(火)
「あ、何か独断みたいな感じになっちゃってすいません」の段
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仕事の帰り、雨に降られた。勤務地を出るときから降っていたんだけど、電車代も浮くし運動にもなるから調子に乗って歩いていたら、急にすごく激しくザーーーッッって。びしょびしょだよぉ。でもすぐに治まった。
冷たいし、何かちょっと哀しくなって、仕方ないから福山雅治のマネをしながら「Squall」を歌ってみた。が、あんまり歌詞が分からず、歌い始めとサビだけ歌ってすぐやめた。
モノマネといえば今日、かなり喜ぶべきことがあった。ある子どもとの会話。
子:「先生、ぼくモノマネできるんだよ」 俺:「えっ、ほんと?誰のができるの?」 子:「先生、サザエさんっていうテレビ見てる?」 俺:「(かなり興奮しながら)おう!先生が一番大好きなアニメだよっ!!」 子:「それに出てくる中島っていうの、分かる?」 俺:「(おい呼び捨てすんなと思いながら)知ってる知ってる、中島くんね」 子:「うん、その中島のモノマネ」 俺:「(興奮を持続させながら)えっ!ホント?先生もできるよ!!(←もう抑えきれず、つい言ってしまっている)ちょっとやってみて」 子:「あのね、『いそのー』っていうセリフなんだけど」 俺:「(いいから!分かってるから!)うんうん、やってみて」 子:「いくよ。 いそのー」 俺:「はっはっあはっわは!似てる似てる」
小3でその着眼点は、正直すげーぞ。もうキミはシュールの道をひたすら進みなさい。小学生に流行しているヒロシやマイケルのモノマネはするな。ベタに走るな。
とは別に思わなかったが、とにかくわたしのモノマネレパートリーの中では比較的自信があったキャラと同じものをいきなり見せられ、衝撃を受けた。
負けてられないんですけど。
俺:「うまいねー!でも先生もできるよ」 子:「ホント?やってやって」 俺:「(呼吸を整え)おい、い〜そのぉ」 子:「おお、うまい。先生、上手だね」 俺:「おう!だいぶ練習したからね」
見たか!大人をなめんじゃねえええええ!
とまでは別に思わなかったが、自分がどれほど「サザエさん」を好きか、何か試されてる気になり、「やってやらぁ!」と思ってしまったのだろう。勝った。サザエさん好きのプライドは守られたのだ。
やばい、ついテンションが上がった。でも唐突に自分の好きなことで誰かと想いを共有できるって、かなり嬉しいことなんだなと分かりました。
何となく日記を読み返してみる。ある特徴に気が付いた。誰かと会っているときの日記、これ文が短いことが多いのだ。
理由を考えた。一番に来るのは、もちろん時間的なゆとり。例えば朝や昼から夕方や夜まで誰かと会っていた場合、帰ってきてから「さあ日記書くぞ!」と思っても、見たいテレビがあったり何かやることがあると、どうしても短縮ヴァージョンでお届けすることが多い。時間的、と言ったがここでは体力的という言葉と同義と捉えても差し支えない。
もちろん上のが大きな理由なのだが、もう別にこれ以上掘り下げなくてもいいのだが、言い訳がましくもうひとつの理由にまで言及しよう。
その人(登場人物)にとって、これはきっとあんまりプラスじゃない。もしわたしが誰かの日記を読んでいて、その人は普段長い日記を書く人で、だけどわたしが登場する日の日記がやけに短かったら、正直いやだ。「あら?あの日もっとおもしろエピソードあったじゃん」と思う。
そうなんです。本当はもっといろんなエピソード書きたいんですよ。だけど、やっぱ自分以外の登場人物が出てくると、読み手からしたら「これはどこのどいつだろう?」って思いませんか?なんかそれがいやで、あ、いやじゃないか…
すいません!気を取り直してもう一回。この日記を読んでくれているのはきっとわたしを知っている人なので、何をやろうがどんな考えを発表しようが「あぁ、まぁ、すみよりらしいと言えばすみよりらしいなぁ」とか思ってくれているとわたしは信じているのだ。だけど、そこに別の登場人物が出てきた場合、その人のことを知らずに読ませるのは何か物足りないのである。
だから本当はその登場人物の描写をもっとしたいのだが、そんなことができる実力はないし、ただでさえ回りくどくて読みづらい文章が、もう大変なことになりそうなのだ。だからそんなときこそ敢えて簡潔にしているのですよ。許してね。
よしっ、言い訳終わりっ!すっきりした。
4月26日20時10分
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