下呂温泉へ行こう!!!2 古い日記帳
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2005/04/24(日) 「横浜にて有名人を一方的に見る」の段
 天気のよい土日。いいねえ。天気のこととか、道ばたの植物のこととか、そういうことをよく気にするようになったのは本当に最近だ。日記を書くようになったからか?そういうことにすれば都合がいいので、そういうことにしよう。

 横浜にお出かけしました。いやー、人が多いなあ。ああいう場所に出ると、「あぁ横浜に住んでるんだなぁ」と感じます。今住んでいるところは山の中です。すぐ隣に竹林があります。

 横浜に出かけて何をしたかってーと、辛酸なめ子さんのサイン会に行きました。でもサインはしてもらわず、ただ見ただけ。彼女のことはあまりよく知らないが、というかTBSのバク天でしか知らないが、どう考えても独特な世界と価値観を持っていると思える言動なので、興味を持っていたのだ。

 で、14時からサイン会って知ってたのに、到着したのは14時半くらい。会場の階に着いた。ファンがたくさん集まっていてワーキャーなっているだろうとか勝手に思い込んでいたのだが、店内の地図を見て会場の辺りまで行ってみてもそんな雰囲気は全く感じられない。もう終わったのかな…と思っていたら、いた!

 でも、本を購入した人たちがおとなしーく待っていて、本人は一人ひとり時間をかけてサインしている。なんか違うなー。もっとこう、警備員とかマネージャーみたいな人がびっしり張っていて、遅れて行ったから人だかりでもう見えないみたいなことを想像してたのに。

 椅子も用意してあったのだけれど、空席がチラホラ。だから別に本も買ってないのに、よいしょっと腰掛けて、新しい展開を期待していた。

 だが、サインする方もサインしてもらう方も黙々とこなしていて、見ててもつまんない。眠くなってきた。受付みたいな人が「お待たせしました、整理券番号○○番の方、お並びください」って言って、そしたら椅子に座ってた人の一人が指定の場所に行って、サインが終わって、そしたらまた受付の人が…ってその繰り返し。

 まぁでもせっかくだから、終了後には何か一言しゃべるだろうということで、まーーーったり待っていた。40番くらいで、サイン会は終わった。

 「では最後に辛酸なめ子さんの方から一言いただきたいと思います」さあしゃべるぞ!どんなぶっ飛んだこと言うんだい!

 知っている人は分かると思うが、すっごく淡々と、おもしろいことをいうのである。最近、そういう人増えてるよなあ。そういう感じは好きだ。「おれ(わたし)っておもしろいでしょ、ねえおもしろいでしょ」って感じで話す人も好きだが、おとなしそうに見えて実は引き出しいっぱい持ってるっていう人には惹かれてしまう。

 なめ子先生は大体こんなことを言っていた。「わたしは埼玉出身なので、横浜の発展した感じを見ると悔しい気持ちになりますが、その横浜でサイン会に来てくれた皆さんには感謝したいです。横浜のことはあまり分からないのでもっと詳しくなりたいです。」

 こういうのを淡々と言われると、どうしても笑いがこみ上げてしまう。同時に、そっかぁ、埼玉の人から見たらそういう感じなんだなぁとか、勉強になる。そういえば、大学に入った頃、山梨出身の人と静岡出身の人が互いに「富士山は自分の県のものだ」と言い合っていたのを思い出した。富士山なんて、もちろん日本一高い山っていうのは知っていたが、どっか遠いところの山くらいにしか思っていなかった岡山県出身のわたしとしては、その議論はとっても興味深かった。

 でも、分からないではない。たしかはなわの「埼玉県」だか「千葉県」だかの歌詞の中にも、「千葉(埼玉?)とか横浜には負けたくねぇ」みたいなのがあったし、自分の県でもやっぱりそれは思う。

 こっからは完全ローカルでいこう。

 わたしは岡山県生まれの岡山県育ちである。が、もっと言うならば倉敷生まれ倉敷育ちなのだ。他県の人には分かりにくいだろうから、そしてそもそも岡山県出身の人が本当に少ないから「岡山出身です」っていうことが多いが、心の中じゃあほとんど毎回「岡山(県の倉敷市)出身です」って言っている。地方の人は実はこういう人って多いんじゃないだろうかと思うがいかがであろう。横浜の人が「神奈川出身です」ってあんまり言わないのと同様に、名古屋の人が「愛知出身です」ってあんまり言わないのと同様に、神戸の人が「兵庫出身です」ってあんまり言わないのと同様に、きっと同様に、「岡山なんていうくくりにしてもらっちゃあ困る。倉敷市なんだよ倉敷市!」なんて思っている。

 だけど、全国的に倉敷はそこまでメジャーじゃない。だって横浜も名古屋も神戸も政令指定都市だからでかいし、もちろん人口も多いし、格が違うのだ。

 ああいかんいかん、また話が長くなっている。で、本当は山口県や香川県とかと比べたいのだが、まあそれはまた機会があったらということで、今回は岡山市との闘いを述べることにしよう。いったいどれくらいの人がこんなくだらないことを考えているか分からないが、倉敷出身のわたしとしては、勝ちたい相手はまず岡山だ。岡山、という言葉、岡山県を指している場合もあれば岡山市を指している場合もあるので、お気をつけあれ。まずこの「岡山」っていうのが、もちろん県内では圧倒的に「岡山市」を指す。が、県外の人から言われるときには、もちろん言っている人は「岡山県」のことを指している場合が多いし、そもそもどっちでもいいと思いながら使われる場合だってある。

 まあ両市を比べたとき、人口は岡山の方が多いし、何せ県庁所在地だからどう考えても負けているのだが、全国的に見ると工業地域がある倉敷の方がまだ知名度があるんじゃないかと密かに思っている。「あれ?倉敷っていうと県庁所在地だっけ?」とか言われると、「コイツ分かってねえな」と思いながらも、ちょっと嬉しかったりするのだ。

4月25日22時57分


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